「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

アルビレックス新潟が興行中止保険に入ってなかった事情を調べて納得

2014年12月08日 18時00分00秒 | アルビレックス新潟
きょう12月8日付のスポーツ報知新聞の記事を読んだときは、内容が信じられませんでした。
アルビレックス新潟は興行中止保険に加入していなかったとは。
12月6日のJリーグディビジョン1第34節順延に伴う損害額は、全額補償でなくても、8~9割方は保険金で補填できるとばかり。

この保険、地震や津波で中止となったときは支払の対象外。
降雪では保険会社は面倒を見てくれないのか?と思い、数社の商品の特約を調べたら、雪の場合は払いません、との文言は見つけられませんでした。
となれば、保険に入ってなかったということ。
掛け金が負担になるんでしょうか?

以前、松本山雅FCがやはり降雪で試合が順延になった際、Jリーグから分配金の形で発生した損害を幾らか補填してくれる云々という情報を見た覚えがありました。
そして報知新聞には、リーグが補填するとの文章。
そこでJリーグの規約を具に調べてみたら-

・運営人件費
・スタジアム使用料(付帯設備使用料を含む)
・スタジアム仮設設備設置費用(テント設営料等)
・入場券・招待券の印刷費
・入場料金払戻し手数料
・双方のチームにおいて発生した交通費と宿泊費

を天候による中止に際してはJリーグが負担するとのこと。
一方で-

・入場券販売手数料
・広告宣伝費
・クラブスポンサーの看板等の費用(スタジアムへの掲出料を含む)
・その他運営に係わる費用

の支出はJリーグは規約で払えないことに。
であれば、興行中止保険で入場券販売手数料などをカバーする策も用いていれば、より損害額は減ったんじゃないんですかね?
それとも、保険会社では「入場券販売手数料・広告宣伝費・クラブスポンサーの看板等の費用」支払いは適用外?

とはいえ「運営人件費・スタジアム使用料・スタジアム仮設設備設置費用・入場券と招待券の印刷費・入場料金払戻し手数料・双方のチームにおいて発生した交通費と宿泊費」の赤字をアルビレックスがまるまる負担せずに済むことが分かっただけでも安心。
そして、アルビレックス新潟が保険に未加入であった事情も納得。

けれどJリーグ自体が加入しているのかも、ですね。
その保険で、各クラブの万が一の際の補填をしている可能性はあります。

さりながら、予定通りにデンカビッグスワンスタジアムで12月6日に開催できていたら得られていたであろう収益は、入って来ません。
逆に、カシマサッカースタジアムで開催することで試合開催費用さえも回収できないでしょう。
手痛いです。


追記
規約に定められてはいますが、条文適用を議決したわけではありません。
理事会で諮られ、瑕疵なく審査されて、支払われることを信じて待ちましょう。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新潟も柏も経費抑制上は早く... | トップ | アルビレックス新潟アカデミ... »
最新の画像もっと見る

アルビレックス新潟」カテゴリの最新記事