Jクラブのアカデミー組織の監督を、S級ライセンスを保有する名の知れた人やJクラブ監督経験者に任せることが、少ないながらも徐々に目に付くようになっています。
先鞭は、清水エスパルスが大榎克己さんをユース監督に招聘したこと。
大低迷していた早稲田大学ア式蹴球部(=サッカー部のこと)を、「清水東三羽烏」と呼称されたエスパルスOBの大榎さんは見事に再建。
渡辺千真(現F東京)や兵藤慎剛(現横浜FM)などをJリーグに送り出すなど、もともと潜在能力が高かった選手の力をさらに引き上げる育成手腕で名を上げた大榎さん。
清水は、全国大会で思うように勝てず、なかなかプロ選手を輩出できない育成組織の指導者に大榎さんを招きます。
果して、エスパルスユースは強くなり、北川航也・水谷拓磨・宮本航汰といった日本代表選手を育て、トップチームに送り出すことに成功。
そして現在は清水トップチームの監督。
シーズン中の突然の大榎さんの異動で、エスパルスユースは全国リーグ高円宮杯プレミアリーグEASTで優勝を視野に入っていたのが、それが難しくなっています。
同情を禁じ得ません。
ジュビロ磐田は、U-18監督職を今季から大木武さんに委託。
ヴァンフォーレ甲府をJ1昇格に導き、岡田武史・第2次日本代表監督時代のコーチを務め、昨季まで京都サンガFC指揮官だった大木さん。
あの大木さんにアカデミーの監督を依頼したのです。
ジェフユナイテッド千葉は、U-18を余りにも軽視しているという猛批判をサポーター始め各所から浴び、昨シーズンから副島博志さんを監督に招きました。
サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、ザスパクサツ群馬の監督を歴任。
鹿島アントラーズ、ガンバ大阪、カターレ富山のコーチ職も。
そんな御仁を指導者にお願いしたのです。
さて、長々とした前振りになってしまいましたが、あす25日(土)14時00分から聖籠町アルビレッジ天然芝ピッチで、アルビレックス新潟U-18の敵として立ちはだかる松本山雅FC U-18の監督は岸野靖之さん。
サガン鳥栖と横浜FCを率い、2007シーズンの全日本サッカー選手権大会でアルビレックス新潟を倒した際のサガン鳥栖の監督だった人だ。
そして、この敗北に怒った人間が、新潟交通バスを破壊するという暴挙を犯したんだけど、それはまた別の話。
2013シーズンから松本山雅FC U-18の少年たちの指導をし、今季で2シーズン目の岸野さん。
2014シーズン、松本U-18は長野県3部リーグB組で戦ったのだけど、11戦全勝で1位。
63得点、6失点。
2位に勝点9差、得失点差で44差も引き離して、ぶっちぎり。
Y.S.S.S.横浜U-18と違って、とても楽勝は見込めないのですよ。
先鞭は、清水エスパルスが大榎克己さんをユース監督に招聘したこと。
大低迷していた早稲田大学ア式蹴球部(=サッカー部のこと)を、「清水東三羽烏」と呼称されたエスパルスOBの大榎さんは見事に再建。
渡辺千真(現F東京)や兵藤慎剛(現横浜FM)などをJリーグに送り出すなど、もともと潜在能力が高かった選手の力をさらに引き上げる育成手腕で名を上げた大榎さん。
清水は、全国大会で思うように勝てず、なかなかプロ選手を輩出できない育成組織の指導者に大榎さんを招きます。
果して、エスパルスユースは強くなり、北川航也・水谷拓磨・宮本航汰といった日本代表選手を育て、トップチームに送り出すことに成功。
そして現在は清水トップチームの監督。
シーズン中の突然の大榎さんの異動で、エスパルスユースは全国リーグ高円宮杯プレミアリーグEASTで優勝を視野に入っていたのが、それが難しくなっています。
同情を禁じ得ません。
ジュビロ磐田は、U-18監督職を今季から大木武さんに委託。
ヴァンフォーレ甲府をJ1昇格に導き、岡田武史・第2次日本代表監督時代のコーチを務め、昨季まで京都サンガFC指揮官だった大木さん。
あの大木さんにアカデミーの監督を依頼したのです。
ジェフユナイテッド千葉は、U-18を余りにも軽視しているという猛批判をサポーター始め各所から浴び、昨シーズンから副島博志さんを監督に招きました。
サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、ザスパクサツ群馬の監督を歴任。
鹿島アントラーズ、ガンバ大阪、カターレ富山のコーチ職も。
そんな御仁を指導者にお願いしたのです。
さて、長々とした前振りになってしまいましたが、あす25日(土)14時00分から聖籠町アルビレッジ天然芝ピッチで、アルビレックス新潟U-18の敵として立ちはだかる松本山雅FC U-18の監督は岸野靖之さん。
サガン鳥栖と横浜FCを率い、2007シーズンの全日本サッカー選手権大会でアルビレックス新潟を倒した際のサガン鳥栖の監督だった人だ。
そして、この敗北に怒った人間が、新潟交通バスを破壊するという暴挙を犯したんだけど、それはまた別の話。
2013シーズンから松本山雅FC U-18の少年たちの指導をし、今季で2シーズン目の岸野さん。
2014シーズン、松本U-18は長野県3部リーグB組で戦ったのだけど、11戦全勝で1位。
63得点、6失点。
2位に勝点9差、得失点差で44差も引き離して、ぶっちぎり。
Y.S.S.S.横浜U-18と違って、とても楽勝は見込めないのですよ。