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アルビレックス新潟レディース 2013季のリーグ前半戦を終える

2013年05月19日 07時00分00秒 | アルビレックス新潟レディース
プレナスなでしこリーグ2013は、きょう19日を以て、1巡目の対戦が全て終了。
即ち、折り返し。
2巡目は9月からで、5月25日からは、女子版「Jリーグヤマザキナビスコカップ」に相当するリーグカップが始まります。

リーグ前半戦の新潟の戦績は、3勝2分け4敗、勝点11。
9試合で勝点11。
Jリーグなど、あまねく世界各地のどんなサッカーリーグも、試合数以上の勝点を稼いでいれば、降格はしないというのが定説。
もちろん、昨季のJ1リーグのような例外はあるけど、一般的にはそう。
その観点から書けば、勝点11は〝まずまず〟。

川村優理と菅澤優衣香が移籍し、大友麻衣子始め複数の選手が引退。
一方で、新規加入選手は少なく、選手の頭数そのものが少なく紅白戦を組めないほど。
おまけに、名将の誉れ高い奥山監督が退任し、〝新人〟監督の能仲さんが指揮を執ることに。

よそのチームの補強と比較すると、残留争いの渦中にあってリーグ前半戦を終えたとしても不思議じゃないのに、そうじゃなく折り返せた事実。
昨季から引き続き在籍している選手たちの基礎力が高かった証左ともいえ、奥山監督の〝遺産〟が活きているとも書けます。

なお、昨季の前半戦終了時の新潟の成績は、3勝1分け5敗、勝点10。
大ケガ人を3名、軽傷の類だけど3名の負傷者、インフルエンザ罹患者3名を出すなど、先発を組むんさえ必死だった昨シーズンとほぼ同じ成績。


能仲監督の采配、用兵に関して。
筆者にはまだ、新監督さんの〝色〟が希薄。
尤も、奥山さんが監督に就任したときも、暫くそうだったから、その点で心配はしてないんだけど。
ただ、〝どっしり感〟が希薄というか。
これは、拙の主観ですが、もちろん。

劣勢のとき、有効な打開策を提示するまで思案げな印象を受けるんですよね。
選手たちに指示を出すテクニカル・エリア内での所作だけで判断すると、どうも〝あたふた〟見えてしまう。
奥山監督は、レディースの指揮を執る前はジュニアユースの監督をしていたけど、能仲さんは監督経験が無い。
その経験値の浅さが、〝どっしり感〟の足りなさを、筆者に感じさせるのかも。
けど、これも新人スポーツ選手同様、場数を踏めば備わってくるでしょう。

そんな能仲監督の〝的中〟策は、上尾野辺めぐみのボランチ配置。
当初構想では右サイドハーフだったのに、トップ下を経由してボランチに配置転換というところに、監督の試行錯誤の跡が伺えて懊悩が感じられるけど、この上尾野辺=ボランチが意外と有用。
2月、千葉県での練習試合を見学したとき、ごく短時間だけど彼女をボランチで試していたので、思いつきではありません。
前々から構想していたことだけど、それを実際に用いて、それが成功しつつあるのは、能仲監督の的中策ですかな。

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