アルビレックス新潟HPの「スケジュール」ページに記載されているので、みなさん、お分かりのように、『週刊サッカーダイジェスト』最新号に、デビ純のインタビュー記事が掲載されます。
サカダイ編集部のブログに拠れば、
<神戸のバンディエラ(注;北本久仁衛)から紹介を受けたのは、07年の半年間をともにしたディビッドソンだ。
北本をして“熱い男”と言わしめるこの男は、静かな闘志を胸に秘め、常に準備を整えて来るべき出場チャンスに備えている>と紹介。
さて、同日発売のもう一方のサッカー専門週刊誌の表紙は、矢野貴章が飾っています。
尤も、彼だけじゃなく、ジュビロの前田、トリニータの夢生、レッズの阿部などとのコラージュでの表紙だけども。
なぜ、キショーが、そして前田らと表紙?
最新号の特集は、Jリーグの移籍金撤廃の検証・将来予想。
そこで、今度のストーブシーズン、移籍市場を賑わすのは誰か?という視点で、サカマガ編集部が注目選手をピックアップ。
矢野貴章は、サカマガ編集部が選ぶ、次オフの主役の一人というわけ。
で、表紙も飾っていると!
あくまで、一雑誌社編集部の予想であるけど、そこはそれ、老舗のサッカー専門誌。
矢野を獲得リストに挙げたいと考えているクラブが、複数ある、そう取材を通して感触を得ているんでしょう。
まあね、よそのチームの編成強化部から、“あいつ、いらねえ”と思われるよりも、“条件が合えば、欲しい”と思われる選手が、愛するチームにいるってのは誇らしい事。
言い換えれば、それだけ敵に脅威を与え、能力を買われている証。
けど、いざ移籍市場の主役に躍り出るとなると、それはまた別問題。
彼は今や新潟の顔。
現役引退するまでオレンジのユニを着続けてもらいたいし、実際問題、彼が抜けたら……
欧州リーグに移籍するならば、また話は違うけど、国内リーグってのは気持ちが穏やかになれませんな。
さて、あす発売の両雑誌、どんな文面なのやら。
他のチームからのターゲットだと、マルシオも狙われるでしょうね。あのプレーはやっぱり飛びぬけてます。
移籍金の撤廃は、Jリーガーの労働権の向上を図るためには絶対になくすべき事項です。
でもそのせいで、選手の移籍が活発になり、愛する選手が流出してしまうかもしれない―なんとも皮肉な話です。
矢野貴章は新潟に愛着を持っているのは間違いありませんが、こればっかりは一寸先は闇ですからね。
慎吾だって、引退まで新潟に居ると思ったら移籍しましたし。
うーん、選手の人生を縛り付ける権利はサポにも球団にもありませんからねえ。
アルビにとって平穏無事な移籍市場になればいいんですけど。