アルビレックス新潟レディースには、「高卒加入選手は4季目までに結果を残せないと退団する」という不文律が存在します。
古くは波佐谷灯子、在籍4シーズン目が終わった後に退団し、ASハリマアルビオンに移籍。
直近だと、岡倉海香も4季目の後にハリマに転籍。
小須田璃菜はニッパツ横浜FCシーガルズに。
瀬倉春陽はNGUラブリッジ名古屋に。
川崎咲耶は結果を出したほうだと評価していますが、アンジュヴィオレ広島経由でオーストリアのクラブに入団。
なので、池田玲奈もおそらく、いえ、間違いなく2019シーズン後に他クラブに移籍することを覚悟しました。
瀬倉春陽のときもそうでしたが、中学生のときから観ていたガールズ出身選手が、アルビレックス新潟レディースであまり出場機会がないまま、去っていくというのは哀しくてなりません。
優勝劣敗がスポーツの世界の鉄則で、試合に出られない選手が淘汰されるように退団して、新天地を求めるのが常ではありますが。
北原佳奈に憧れて、北原も可愛がっていた関係でしたが、アルビレックス新潟レディース昇格と同時に佳奈はマイナビ ベガルタ仙台レディースに移籍。
北原&池田のCBコンビの実現を期待していましたから、とても残念でした。
玲奈本人は尚更だったでしょう。もちろん佳奈にとっても。
それでもプレナスなでしこリーグ出場のために努力していましたが、別メニュー練習に励むしかない故障を負った時間が長かったり、左山桃子や中村楓らとの競争に勝てず、良くてリザーブ、大半はベンチ外でした。
大学4年生になった2019季の5月までに、彼女が主力たり得ていない状況を見定め、この時点で玲奈が新潟を去るであろうことを予期しました。
以降、ホーム試合会場で、新潟聖籠スポーツセンターで池田玲奈の姿に注目して追いかけていたものです。
今だから明らかにできますが、切なくてなかったです。
一方で、2019季終わりまでに、なんとしてでも1試合は、せめて1試合だけでも公式戦に出てほしいとも強く念じていました。
それも新潟主管試合で。
果たして、奥山達之監督はリーグ最後のホーム試合で、玲奈を送り出しました。
後半途中で4点差がつき、これはひょっとして玲奈デビューの環境が整った!?と心がざわつき。
でもなかなか玲奈にお呼びが掛からない。
やっとこさ後半42分に〝デビュー〟を果たしたときは、どういうわけだか身震いしてしまうほど、それがしの心中も穏やかではありませんでした。
興奮と歓喜と、こんなに時間が掛かってしまったという無念さと達成感と綯い交ぜに。
奥山監督は戦後に「試合で経験を積ませたいという気持ちはずっとありました。
ただ、緊迫感のある試合が続くと、なかなか良い状況を作ってあげられないというのもあります。
こういう(点差が開く)試合展開になったので、思い切って使おうと思いました。」と述べています。
機会を見計らっていたのです。
儂は現地にいませんでしたが、皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会2回戦で後半24分から約20分にわたって出場したことを把握したときは、遠く三重県伊賀市から安堵を覚えました。
結局、玲奈の新潟での記録は、2019プレナスなでしこリーグ1部第17節と皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会2回戦の出場だけに終わってしまいました。
たった2ゲームです。
でも奥山監督の恩情もあって、いや恩情起用したくなるほど玲奈が普段から懸命に練習に取り組んでいたからこその2試合出場だと思います。
AC長野パルセイロレディースを移籍先に選んだのは、佐野佑儒監督が長野の新指揮官に就任したこととは無関係でしょう。
佐野さんの監督就任発表が12月14日ですから。
たまたま、恩師と再会する形になっただけ。
でも、幸運な邂逅だと思います。
ガールズの試合を見ていれば、佐野監督の指導がどんなに厳しいものか伝わります。
にも拘わらず、佐野さんは選手たちからとても慕われています。
現に、影響を受けた指導者に佐野監督の名前を彼女が挙げています。
昔の教え子だからといって、佐野さんが池田選手を優遇するわけありませんが、でも佐野さんの下で彼女は台頭していくであろうと大いに期待しています。
真面目で責任感が強くて真摯な玲奈なら。
一方で、「一発芸」を通して、長野の応援者に可愛がられる存在になってほしい。
ガールズ時代の彼女から全く想像できなかったけど、玲奈は「一発芸」を物怖じすることなく、不特定多数の人の前で披露する度胸があります。
あれ見て、玲奈に愛着が湧いた、より好きになったという新潟サポーターもいたはずです。
長野でもそんな性格の一面を見せて、愛されてもらいたい。
もちろん、本業のプレーでも。
長野で花開け!玲奈!
古くは波佐谷灯子、在籍4シーズン目が終わった後に退団し、ASハリマアルビオンに移籍。
直近だと、岡倉海香も4季目の後にハリマに転籍。
小須田璃菜はニッパツ横浜FCシーガルズに。
瀬倉春陽はNGUラブリッジ名古屋に。
川崎咲耶は結果を出したほうだと評価していますが、アンジュヴィオレ広島経由でオーストリアのクラブに入団。
なので、池田玲奈もおそらく、いえ、間違いなく2019シーズン後に他クラブに移籍することを覚悟しました。
瀬倉春陽のときもそうでしたが、中学生のときから観ていたガールズ出身選手が、アルビレックス新潟レディースであまり出場機会がないまま、去っていくというのは哀しくてなりません。
優勝劣敗がスポーツの世界の鉄則で、試合に出られない選手が淘汰されるように退団して、新天地を求めるのが常ではありますが。
北原佳奈に憧れて、北原も可愛がっていた関係でしたが、アルビレックス新潟レディース昇格と同時に佳奈はマイナビ ベガルタ仙台レディースに移籍。
北原&池田のCBコンビの実現を期待していましたから、とても残念でした。
玲奈本人は尚更だったでしょう。もちろん佳奈にとっても。
それでもプレナスなでしこリーグ出場のために努力していましたが、別メニュー練習に励むしかない故障を負った時間が長かったり、左山桃子や中村楓らとの競争に勝てず、良くてリザーブ、大半はベンチ外でした。
大学4年生になった2019季の5月までに、彼女が主力たり得ていない状況を見定め、この時点で玲奈が新潟を去るであろうことを予期しました。
以降、ホーム試合会場で、新潟聖籠スポーツセンターで池田玲奈の姿に注目して追いかけていたものです。
今だから明らかにできますが、切なくてなかったです。
一方で、2019季終わりまでに、なんとしてでも1試合は、せめて1試合だけでも公式戦に出てほしいとも強く念じていました。
それも新潟主管試合で。
果たして、奥山達之監督はリーグ最後のホーム試合で、玲奈を送り出しました。
後半途中で4点差がつき、これはひょっとして玲奈デビューの環境が整った!?と心がざわつき。
でもなかなか玲奈にお呼びが掛からない。
やっとこさ後半42分に〝デビュー〟を果たしたときは、どういうわけだか身震いしてしまうほど、それがしの心中も穏やかではありませんでした。
興奮と歓喜と、こんなに時間が掛かってしまったという無念さと達成感と綯い交ぜに。
奥山監督は戦後に「試合で経験を積ませたいという気持ちはずっとありました。
ただ、緊迫感のある試合が続くと、なかなか良い状況を作ってあげられないというのもあります。
こういう(点差が開く)試合展開になったので、思い切って使おうと思いました。」と述べています。
機会を見計らっていたのです。
儂は現地にいませんでしたが、皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会2回戦で後半24分から約20分にわたって出場したことを把握したときは、遠く三重県伊賀市から安堵を覚えました。
結局、玲奈の新潟での記録は、2019プレナスなでしこリーグ1部第17節と皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会2回戦の出場だけに終わってしまいました。
たった2ゲームです。
でも奥山監督の恩情もあって、いや恩情起用したくなるほど玲奈が普段から懸命に練習に取り組んでいたからこその2試合出場だと思います。
AC長野パルセイロレディースを移籍先に選んだのは、佐野佑儒監督が長野の新指揮官に就任したこととは無関係でしょう。
佐野さんの監督就任発表が12月14日ですから。
たまたま、恩師と再会する形になっただけ。
でも、幸運な邂逅だと思います。
ガールズの試合を見ていれば、佐野監督の指導がどんなに厳しいものか伝わります。
にも拘わらず、佐野さんは選手たちからとても慕われています。
現に、影響を受けた指導者に佐野監督の名前を彼女が挙げています。
昔の教え子だからといって、佐野さんが池田選手を優遇するわけありませんが、でも佐野さんの下で彼女は台頭していくであろうと大いに期待しています。
真面目で責任感が強くて真摯な玲奈なら。
一方で、「一発芸」を通して、長野の応援者に可愛がられる存在になってほしい。
ガールズ時代の彼女から全く想像できなかったけど、玲奈は「一発芸」を物怖じすることなく、不特定多数の人の前で披露する度胸があります。
あれ見て、玲奈に愛着が湧いた、より好きになったという新潟サポーターもいたはずです。
長野でもそんな性格の一面を見せて、愛されてもらいたい。
もちろん、本業のプレーでも。
長野で花開け!玲奈!