渡邉新太と本間至恩 アルビレックス新潟ユース先輩後輩コンビ得点

後半4分台、渡邉新太が左足を振り抜いて、ボールがゴールラインを割った瞬間をDAZN中継で御覧になっていたみなさん、すかざす第13節の対京都サンガFC戦で生まれたアルビレックス新潟の同点ゴールのことを思い起こしましよね？
それがしも、当然そうです。

あのときと同じだねっか！と。

2020明治安田生命J2リーグ第15節[アビスパ福岡×アルビレックス新潟]は、新潟の勝利で終わりましたが、それをもたらしたのは本間至恩と渡邉新太、ともに新潟県生まれの新潟県育ち、アルビレックス新潟ユースで育った若者たちのおかげで2連勝できました。
もちろん、舞行龍ジェームズら他の出場メンバーも貢献してくれています。
いますが、点を取れない限りは白星は手に入れられないのがサッカー。
その意味で、新太と至恩さまさまです。

同第13節[アルビレックス新潟×京都サンガFC]でも魅せてくれて、勝点を辛うじて確保する役目を果たしてくれた先輩後輩コンビ。
このゲームで決めてくれた同点弾は技術の高さを遺憾なく発揮した素晴らしいものでした。
あそこにループでスルーパスを出すことを決断して、それを果たした本間も最高級ですが、裏に抜けて背後から来たボールを巧みにコントロールしてシューを決めた渡邉も最上級。
　

そして第15節でも彼らはやってのけました。
本間至恩のドリブルからの優しくて福岡の選手に防がせない抜け目ないパスのタイミングとコース。
それが来るのを寸分違わず来ると予期していたかのような動き出しをして、左足で、左足で、利き足でない左足でシュートを枠内に飛ばした渡邉新太。
こうも短期間にうちに二度も見せられると、畏怖さえ覚えます。

逆に背番号11番から10番へとラストパスが送られて、ゴールネットが揺れる試合が今後ないとは否定できません。
そう想像すると、二人のコンビは新潟の今季の武器になるかも。