「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

臆病風に吹かれたチームに地元民は励ませられない

2014年03月11日 14時30分00秒 | 明治安田Jリーグ 天皇杯
相手チームのプレスに腰が引けて、横パスと後ろに下げるパスでボールを廻すことに終始している、そして案の定、完敗。
この敗北の仕方に、つい2~3シーズン前の贔屓クラブが重なって見えて切なくなってしまって。
敗者チームを応援している人たちに強い同情を感じずにはいられず。


明治安田生命J3リーグが、2014年3月9日(日)、みなさん御存知のように船出しました。
それがしは、この歴史的興行に立ち会おうと、東京都北区にある味の素フィールド西が丘に赴いて[AC長野パルセイロ×福島ユナイテッドFC]を観戦。
この試合結果は、新聞やインターネット配信ニュースでご案内の通り、1対0で長野の勝ち。
僅差ではあったけど、5対0くらいの点差があったような、そんなパルセイロの完全勝利。

流石、昨シーズンのJFL覇者にして、明治安田生命J3リーグ初代優勝チームの本命の呼び声が高いだけあって、開幕節にも拘わらず、この時期にしては出来すぎの仕上がりを披露。
完勝するのも、宜なる哉。

が、福島ユナイテッドが駄目すぎたことも、両チームの格差に拍車を掛けていた、という面もありました。
長野パルセイロのFWから連動したプレス守備に福島ユナイテッドの選手たちは怖がって恐がって。
長野の選手が少しでも近づこうものならば、すかざず横にパス、若しくは後ろに控える味方にパス。
ボールを保持しているのに、どんどん後退していく。
挙げ句、そこでボールを奪われるから、たちまち危機に陥ってしまう。

長野が、福島のボール保持選手に対して、圧力ある守りをしてはいたものの、めちゃくちゃ強度が高いわけではなく、勇気を発揮して組織で攻めていけば、ある程度は向こう側に辿り着けたのに、すっかりビビってしまって。
事実、何回か、気まぐれのようにがむしゃらさを出して攻め込んでいったら、チャンスを作れていたんですよ、福島は。

長野パルセイロは、福島ユナイテッドの自滅的な消極サッカーに、大いに気が楽になっていたでしょうな。
開幕戦、それも発足したばかりの新設リーグの一発目の試合、加えて信州ではなく武蔵国での戦い。
尋常じゃない緊張感に襲われて当然。
でも福島ユナイテッドが積極性を発露しなかったから、直ぐに緊張は解けたでしょう。

福島ユナイテッドFC側にも緊張感は漂ったでしょう。
でも、あのビビりサッカーは、腰の引けたサッカーは、緊張に由来するものじゃないと思うなあ。

たまさか、相手が明治安田生命J3リーグ優勝候補筆頭だから、知らず知らずそんなことになってしまったのか?

福島ユナイテッドFCは、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故で苦しむ県民を励ます存在。
であればこそ、臆病風に吹かれたようなサッカーはしちゃいけない。
どんな相手であれ。
それにそんな怖がりサッカーでは、絶対に後々苦労する。
それはアルビレックス新潟が、不本意ながら証明してるし。

アルビレックス新潟元選手の栗原圭介が福島の指揮官。
栗原監督の手腕に懸かってます。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アウェイ甲府戦 駅-競技場シ... | トップ | 新潟サポ向け自由席完売 セブ... »
最新の画像もっと見る

明治安田Jリーグ 天皇杯」カテゴリの最新記事