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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

逆手に取る

2009年05月12日 18時00分00秒 | アルビレックス新潟

前回放送のNHK総合テレビ『着信御礼 ケータイ大喜利』で笑ってしまったネタに

お題:誰が行くか!「2泊3日○○○ツアー」とは?
答え:2泊3日他社のツアーを尾行ツアー

というのがあったんですよ。
でね、先日の[モンテディオ山形×アルビレックス新潟]にも、これに似たよう場場面があって。
応援していて、我ながら異様に興奮しましたわ。

うちの攻撃の多くは、マルシオ リシャルデスを起点にしているのは皆さん、ご存知の通り。
逆に言えば、マルシオをハードマークで潰せば、新潟の攻撃力は減退すると。
だから、彼にパスが渡ると、敵チームは2人・3人掛かりでボールを奪いに行く。
時には、マルシオにパスが通る刹那を狙い、彼がトラップしているところを、かっさらうという守備をするケースもありますわな。
だから意外と、マルシオのところからボールカットされるというのが少なくない。

まあ、反対に考えれば、そこを上手く掻い潜れば、一気にビッグチャンス、というわけでもありますが。


さて、[山形×新潟]戦のそのシーン。
吾輩は、元モンテディオの選手という事情を汲んで、あの日、大島秀夫に特に注目して試合を見ていました。
彼がボールを保持していなくても、頻繁にチラ見して、大島の動きをチェック。

そうしたら、大島が妙な動き方をしているのに気がついて。
どうも、マルシオのプレーに連動しているらしい。
最初、マルシオをサポートするための動きかと思ったんだけど、実はそうじゃなくて。
いや、実態はそうなんだろうけど、隠れた目的も伴った「一石二鳥」の動き出しだったと。

大島はね、マルシオにボールが渡ったところを狙う山形DFを、更に狙うという動きをしていたんですよ。
で、それがものの見事に成功した場面が1回あってね、それを見たとき、ふと『ケータイ大喜利』で大笑いしたネタが頭の中で甦って、変に興奮してしまったという寸法。

“なるほどね、マルシオ潰しに来る選手の背後を襲うとは!
まさか、向こうも背後から急襲されるとは、そんなに警戒していないだろうし、頭イイわ、大島!!”

もちろん、あれは、マルシオが自分を潰しに来た選手をうまく交わしたときにも有効で、すぐにマルシオからパスを受けて、攻撃を加速させるという役目もあるし。
っていうか、寧ろ、そっちの目的が主なんだけど、でもそのボールを奪いに来た選手を、更に狙い撃ちにしてボールを奪いに行くという、そういう大島の〝読みの〟動きに感心を受けたねえ。

結局、それ1回切りしかなかったけども、マルシオ狙いを逆利用するという発想は、実に素晴らしい。
なるほどなあ、って目からウロコでした。


 


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