映画「チア☆ダン」 新潟市内のいろんな場所がスクリーンにふんだんに映し出される

映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」は、新潟市内に住んでいる人または住んでいた人、働いている人、何度も訪れている人には、その撮影地に目を奪われる作品となっています。
本編が終わり、出演者、スタッフの名前が次々とエンドロールで紹介されていきますが、その最後のほう『撮影協力』で新潟県の団体名・企業名なども続々と表示されます。
これが、この青春映画が新潟市内で主に撮影されたことを如実に物語っています。

主要な撮影地は、廃校になった「県立西川竹園高校」校舎。
住所は新潟市西蒲区鱸2-1。
最寄駅は越後曽根駅。
これは廃校になった建物を使用して撮影しなければ、思うように作業が進行しなかったでしょう。
竹園高校の校舎は、やがて取り壊すのでは。
でも「チア☆ダン」に半永久的に、この建物が“残ります”。

新潟市陸上競技場もスクリーンに登場。
あの得点掲示板が画面いっぱいに映り、バックスタンド客席も。
ここでは、サッカー部の県予選の場面が撮影され、都合2回も映ります。
なお、広瀬すずちゃんは市陸には来ていません。
市陸に来たのは、サッカー部員役の真剣佑(まっけんゆう)君。

新潟駅南のプラーカ3の前も撮影地。
広瀬すずちゃん、中条あやみちゃん、山崎紘菜ちゃんが、ここで踊ります。
夜間の場面なんですが、きっと深夜でしょう、撮影したのは。
じゃなきゃ、人だかりが出来て大変だったはず。

朱鷺メッセ内部も撮影地。
空港のロビーの場面、映ったときは最初、羽田空港か新潟空港か？と感じたんですが、どうも違う。
でも見覚えあり。
上映中は思い出せず、件のエンドロールから朱鷺メッセで撮影したことを悟りました。

柳都大橋でも撮影。
すずちゃん演じる主人公ひかりが、『絶対に全米の大会に行くからな』と叫ぶ場面があるんですが、その撮影場所がここ。

柳都大橋が架かる信濃川沿いも映ります、やすらぎ堤など。
弥彦山と思しき山々もスクリーンに。

これだけ大掛かりな新潟ロケを敢行した映画ですが、でも舞台設定は福井県福井市なんですよね。
登場人物は福井弁全開。
なにかということ「福井」「福井」と、福井を強調。
しかし前述のとおり、撮影したところは新潟なんですよね笑　

だからですね、プラーカ3前で撮影した場面では、背景の新潟駅をうまいことピントを外して、新潟駅だと分かりにくくしている工夫も。

「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」を観ることを、それがしは推奨します。
とても素敵な物語。
それに新潟市内で撮影を施された作品です。
ぜひ多くの新潟県人にシネマコンプレックスで鑑賞してもらいたいと願います。