世の中なんて、辛いことのほうが圧倒的に多いわけで、だからこそ、ちょっとした幸せでも嬉しかったりするんだけれども、こうもイヤなことが続くと、心が折れてしまいそうです。
今日の朝早く、一本の電話がかかってきました。
今すぐ、新聞系のWEB記事をチェックしろとの電話。
で、確認したら、関東学院大学のラグビー部員2名が、大麻を栽培していたことが発覚して逮捕されたとの由。
電話の相手は、吾輩と同じ熱烈なラグビーファン、というよりは早大ラグビー部ファンと表現した方が適当ですかね。
すんげー落胆してました。
吾輩も、同じく、大きなショックを受けました。
大好きなラグビーをやっている選手、それも現役プレイヤーが、練習そっちのけで、大麻を育て、それを吸引していたという事実。
それも、早大ラグビー部の良きライバルである関東学院の選手が、それをやっていたという事実。
学生スポーツの団体競技で、こんな犯罪者が発覚すれば、即、活動停止です。
先日、関東学院は、関東大学ラグビーのリーグ戦グループで優勝を決めて、全国大学選手権出場を決めていますが、これで、出場辞退は間違いなし…
大学ラグビーを知らない方の為に説明しますと、平成の世になって、急速に台頭してきたのが関東学院大学ラグビー部。
それまでは、法政大学、明治大学、慶応義塾大学、同志社大学、それに早稲田大学、こういった歴史のある大学のラグビー部が、学生ラグビー界を牽引してきました。
しかし、そこに割って入ってきたのが関東学院であり、10年連続で、大学選手権の決勝に進出しているほどのリーディングカレッジになったのです。
その立役者は、春口監督であり、明大の北島監督や早大の大西監督と並ぶ立志伝中の人物ですよ。
スポーツ専門誌や、テレビのドキュメンタリーで接する限りですが、すごい情熱家で、こういう人の下でラグビー出来たら最高だよね、そう思わせる監督さんです。
それを、馬鹿大学生2人のせいで\(*`∧´)/
2000年以降、選手権の決勝カードは、早稲田と関東学院です。
常に、どちらか一方が優勝しています。
昨シーズン、早大は全国選手権3連覇達成に挑みましたが、関東学院に阻まれました。
今季は、関東学院から覇権を奪回しよう、奪回してくれ、リベンジしてくれ、そう願っていたのに、これで全てが水の泡です。
仮に、早大が2シーズンぶりに大学日本一になったとしても、それは関東学院不在の中で決めたわけで、選手達の気分も複雑だよ。
それは早大ばかりでなく、明大など他大学の選手達も同様です。
“大学日本一になったといっても、関東学院がいなかったからだろ”
そういうのが付いて廻るんだよね
逮捕された2人を除く関東学院の選手達も、可哀想だよ、可哀想すぎる。
特に、4年生は…
こんなんで、卒業だなんて、悲惨だよ(T△T)
バス襲撃犯もそうだけど、自分のしていることで、周りにどんな影響を及ぼすか、どんな結果を招くのか、想像力が働かないのか|;-_-|
なんか、一挙に大学ラグビーへの関心が低下してしまいましたよ_| ̄|○