アルビレックスの得点阻止力 vs ヴィッセルの得点奪取力

順位表を御覧になってみなさん御承知の通り、2014Jリーグ ディビジョン1第9節時点で、最も失点が少ないクラブはアルビレックス新潟。
9試合で6失点。
9試合中、4試合で完封。
2失点以上を喫したのは、第2節の対ガンバ大阪戦だけ。

そして、このこともみなさん順位表を介して御存知のように、J1リーグ戦で4月28日時点で最も得点が多いクラブはヴィッセル神戸。
9試合で20得点。
零封されてしまった試合は皆無。
マルキーニョスとペドロ・ジュニオールが6得点ずつ、シンプリシオとチョン・ウヨンが2得点ずつ。
総得点の7割を4人の外国籍選手の得点で占めます。
上記4名は2014シーズンに神戸に加入した選手だから、神戸の編成部が施した補強は今のところ大成功。

ただ、敢えてケチをつければ、4人ともJリーグで過去に実績を残している選手。
日本では実績のない選手を獲得して、それで結果を出しているアルビレックス新潟編成ほどの〝慧眼〟ではないんだけども。


というわけで、単純明快に考察すれば、あす昭和の日にデンカビッグスワンスタジアムで催される戦いの行方は、新潟の防衛力が神戸を封じ込めて、1点ないし2点を奪って勝つか―
ヴィッセルの攻撃力がアルビレックスの盾を突き破って得点を複数奪い、白星を掴めるか―

シンプリシオは怪我で出場不可も、フリーキックが怖いウヨンがいて。
アルビレックス新潟は、レオ・シルバも疲労があるだろうし、彼を除く選手たちの守備姿勢・防衛技術が問われると思います。


ごきげんよう、さようなら。