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奥山達之監督 2度目の退任を優勝という花道で飾りたい!

2020年12月19日 17時00分00秒 | アルビレックス新潟レディース
2021-2022シーズンから始まる女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」。
WEリーグには様々な運用規定が用意されますが、監督はS級ライセンス保有者でないと務められない規約を設けました。
Jリーグと一緒です。
と同時に、女性のS級保持者は男性のそれに比べて極めて少ない現状を鑑み、「A-proライセンス」を創設し、「A-proライセンス」保有者もWEリーグの監督が出来るようにしました。

以上のことから、当然のことですがA級ライセンス以下の指導者資格では、WEリーグの監督として契約不可。
プレナスなでしこリーグではA級免許でも指揮が出来たのですが、WEリーグではそういうわけに参りません。

アルビレックス新潟レディース奥山達之監督の指導者ライセンスはA級です
アルビレックス新潟レディースU-18前監督で、AC長野パルセイロレディース監督の佐野佑樹さんもA級
2020プレナスなでしこリーグ1部優勝チーム浦和レッドダイヤモンズレディースの森栄次監督もA級
東京ヴェルディベレーザの永田雅人監督もA級
ASエルフェン埼玉の菅澤大我監督もA級

新潟・長野・浦和・東京・埼玉はWEリーグ加盟クラブ。
必然的に、来シーズンはS級持ちの新監督を招聘せざるを得ません。

“S級の講習会を受けていて、来季はS級保有者になるかもしれないじゃないか!”という声も聞こえてきそうです。
それは有り得ません。
日本サッカー協会は、毎年S級指導者講習会の受講者名を公表します。
2018年度
2019年度
2020年度
どこにも上記の監督名はありません。

制度の縛りから、奥山達之監督は2020シーズンを以てその職を退かねばなりません。
1度目の監督最後のシーズン、新潟はリーグ戦5位で、皇后杯JFA全日本女子選手権では3回戦敗退という結果に終わりました。
藤枝総合運動公園サッカー場でJFAアカデミー福島に敗れて、サポーターが大荒れの中、奥山監督が監督退任の挨拶したときの〝バツの悪さ〟といったら。

2度目の退任は、新潟初の栄冠獲得で送り出したいものです。

監督を辞めても、アルビレックス新潟レディースゼネラルマネージャーは継続でしょう。
やがてS級を取得して、三度監督をやっていただきたい。

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