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アルビレックス新潟レディース「退団」には2種類ある

2016年01月25日 03時00分00秒 | アルビレックス新潟レディース
アルビレックス新潟レディースのユニフォームを脱ぐ選手の名目は、三種類あります。
移籍
引退
そして退団。

このうち退団は2種類あります。
一つは時間を置いて、どこぞのフットサルチームなり、サッカークラブに加入する例。
一つは、実質的な引退。

具体例を挙げます。

新潟史上最高のセンターバックの東山真依子は、退団と発表されて約1年経過して「the sunkisst」というフットサルチームに加入。
そして昨シーズン「バルドラール浦安ラス・ボニータス」に移籍して、フットサル日本代表にまで上り詰めています。
伊藤知沙は程なくして、鹿児島のチームに移籍することが決まり、昨季は福岡J・アンクラスでプレー。
堂下弥里も退団が明らかになって少し経ってから、福岡・Jアンクラスに移籍することが判明して現在に至る。

一方で、第2ゴールキーパーとしてチームを支えた諏訪江利乃(えりな)、大ケガをして活動実績は乏しかったけど存在感はあったフォワードの小山真央は、退団と発表されて以降の競技プレイヤーとしての経歴は見つからず、結果として新潟で現役を終えた形。

2015年11月22日、コカ・コーラウエスト広島スタジアムでの皇后杯3回戦でアルビレックス新潟レディースを応援していたときの出来事。
現地に、元新潟選手の上田絵未が来場しました。
彼女は広島県生まれで、今は当地で中学校の先生をしています。
で、彼女と話す機会がありましてね、新潟を去ってすぐに教師になったことが判明。
絵未は「退団」という名目でしたが、本人は「引退」のつもりでいたので驚いたと述べていたんですよ。

おととい1月23日、一谷朋子の新潟退団が発表されたのは御存知のとおり。
素直に解釈すれば、移籍先は決まってないけど、アルビレックスを辞める-そう受け止められますが、果たしてそうなるかは分かりません。
結果、2015シーズンを以て引退となっていたって可能性も。


ところで、「引退」にも2種類あります。
文字通り、そのまま引退している人と、現役復帰している人と。
後者には、ライちゃんこと口木未来(みく)、吉田瑞季。
結婚して苗字が櫻田となったライちゃんは、フットサル選手として現役復帰して、上記の東山と一緒にフットサル日本代表ですよ
しかも、ママさん選手!

瑞季は横浜FCシーガルスに在籍し、国体の神奈川県選抜にも。
彼女の場合こそ、「引退」ではなく「退団」の名目が相応しかったのかも。

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