アルビレックス新潟U-18 第1節は宜しくない内容と結果

第45回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会グループステージ第1節は、ネット生中継を皆さんご覧になっての通り、アルビレックス新潟U-18が完封負けを喫しました。
互いにシュート本数は7本ずつ。
ボックス内で得点機会を創り上げる場面も互いに多くはなく、どっちが数少ないチャンスを生かせるかどうか、が肝でした。

結果、獲得コーナーキック数6本のアルビレックス新潟U-18は、同2本のベガルタ仙台ユースにコーナーキックから先制されー
後半の追加時間、自陣から同点狙いのビルドアップをしているところでパスミスが起きて、そこからカウンターを浴びてダメ押しの追加点を浴びー
0対2で敗戦。

ネット画面から盛んに入江徹監督の指示と怒声が飛んでいたことが示すように、新潟選手個々の位置取りが思わしくなく、「勇気」と仕掛けが足りず、得点チャンスらしいチャンスはあまりありませんでした。
仙台も「猛攻」「脅威となる攻撃」をそう繰り出してはおらず、戦前から予想された通り、攻撃力はどっこいどっこい。
しかし明暗が分かれたわけで、それを「隙」という言葉で片付けたくはありませんが、その要素はあったように映ります。
コーナーキック失点と、追加時間失点は、弛緩したものがありました。

後半の新潟は、前半のそれよりも動きは良く見えたけど、それは仙台が1点リードして無理しないことも影響したか。
仮にそうだったとしても、前半の頭から、後半のようにボールと人をもっと動かすプレーを繰り出して主導権を握ってほしかった。
得点が決まりそうな雰囲気が前半は全く感じられず、後半の半ばになってから少しそういう雰囲気が醸し出され、オフサイド判定だったものの、あわや同点という場面も迎えられただけに、そう感じざるを得ません。
といっても、全国大会の初戦ともなれば、堅い立ち上がりになっても仕方ないといえば仕方ないけど。