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梶山陽平を起用しない鈴木政一監督のちぐはぐさ加減

2018年08月08日 21時30分00秒 | アルビレックス新潟
Jリーグの世界において、夏場の戦力補強とは、すなわち即戦力選手の獲得を意味します。
でなければ、シーズン半ばに補強をする意味がないわけで。
一方の移籍してきた選手も、簡単に出番を与えられるとは考えていない反面、“自分は直ぐに試合に出て、結果を残さなければならない”という覚悟と自負を持っています。


アルビレックス新潟は今夏、御存知のように渡邊凌磨と梶山陽平を獲得。
前者は実績が乏しいけれども将来有望株との評判高い若手。
後者は日本代表とFC東京で結果を積み重ねてきたものの、世代交代に抗えない年頃になったベテラン。

凌磨は登録完了翌日のモンテディオ山形戦こそベンチ外も、以降の3ゲームは連続して途中出場。
梶山は山形戦でのベンチ入りは見送られたけども、その後の3ゲームは控え登録、但し出場機会なし。

戦況に応じて、刻々と選手の配置や人員交代は流動化するもの。
予め幾つもの選手交代計画を練っても、眼前の試合展開次第でそれが御破算となることなど、珍しくもなんともないことだと思います。
しかし、しかしです。
幾らなんでも、梶山をずっとベンチに置いたままってのは甚だ疑問。

鈴木政一監督が「ボランチを」と要望して、それで梶山陽平に行き着いたのではないの?
木村康彦強化部長が、監督に相談もなしに梶山を獲得する筈がないわけでね。

ひょっとしたら木村部長が「このチームに足りないのはボランチだ」と分析して、鈴木監督に諮ったかもしれません。
そうであっても、鈴木監督が「いや、現有のボランチで十分です」と断っていれば、FC東京の10番を獲っていなかったのですから、結局は鈴木監督が望んで梶山移籍に及んだわけです。

果たして、しかし鈴木監督は梶山を〝温存〟したまま。

東京ヴェルディ戦では梶山を絶対に送り出す必要性は感じなかったけど、ジェフユナイテッド市原・千葉戦の失点後は、梶山におあつらえ向きだったと考えたんですけどねえ。
大分トリニータ戦の手の施しようがない後半残り30分間は、いっそベテランの梶山を投入して打開の糸口を探るべきではなかったのかなと。

梶山を期限付き移籍で新潟に招いたのは、〝当て馬〟目的?
加藤大や坂井大将らの危機感を煽るため?

重大な決意の元、新潟にやってきたに違いない梶山です。
ここで試合に出られなかったら引退しなくてはいけない、そう考えても不思議じゃありません。
そんな選手の戦闘意欲を上手い具合に活用するのも、監督の腕の見せ所だと思うんですが。


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