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佐伯彩 喪失症候群

2020年06月15日 06時00分00秒 | アルビレックス新潟レディース
佐伯彩が現役引退を公式表明してから4か月半が経過。
応援仲間が、彼女が現役を辞めるもようだと口にしているのを聞いて、覚悟は固めていましたが、いざ現実のものとなったときは、自分でも驚くほどに落ち込みました。
オロナミンCじゃないけど、「元気溌剌サエキアヤ」が競技場でもう観られないというのは、非常に切ないものです。

幸か不幸か、COVID-19禍のせいで佐伯彩喪失症候群が消えましたが、ここにきて再び発症しています。
ひとつに、プレナスなでしこリーグ1部の開幕日が確定して、アルビレックス新潟レディースが戦う日が近づいていること。
そこに彩がいないと考えると、虚無感が湧きます。
そこにアルビレックス新潟レディースのSNS活動が、追い打ちをかけているのです。

ご存知のように、新潟の選手たちはYouTuibeやtwitter、Instagramを駆使して、あれこれ〝顧客満足度〟を高める広報活動を行っています。
当たり前ですが、そこに佐伯の姿はありません。
もし今季も現役であれば、果敢に携わっているはず。
故に、淋しさが募ります。

佐伯彩の魅力は、持ち味のドリブルと、それを反映したような明るく元気な気質。
遠慮なくピッチ上で、後輩や同輩に物言いを付けるのも微笑ましい。

昨シーズンと一昨シーズンと、彼女のドリブルにキレと重みが薄れてきて、「年齢」が立ちはだかりだしたのかと感じました。
数値化できないけど、明らかにドリブルに精彩がなくなっていました。
全盛期は、能仲さんが監督を務めていた時期ですかね。
2012シーズンのなでしこリーグオールスターに、佐伯彩が選出されたときは、さもありなん、と。
あの頃、筆者は佐伯彩を日本女子代表に選ぶべしとSNSで主張していたくらいですから。

ところが、そのオールスターの途中で彼女は負傷してしまうという…
なんて不運。
オールスターきっかけで、代表候補入りしてほしいという願望はあったのに。

しかし、そういう縁はなかったけど、確かな実力の持ち主でした。
山崎監督時代に、FW=1トップを任されたこともありましたが、基本は左右どちらかのウイング(サイドハーフ/アウトサイドハーフ)。
そこから急襲してクロスを入れる、シュートを放つ、その姿にわくわく。

しばしば上尾野辺めぐみに優勝トロフィーを掲げさせたいという文言がtwitterに載りますが、それがしはメグにはもちろん、彩にもそうさせたかった。
それが叶わぬまま、引退してしまい…。

今頃かよ!って話ですが、佐伯彩にはこの場を通じて、長年の感謝と慰労を伝えます。
楽しませてくれてありがとう。


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