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高澤優也の適切な用法でアルビレックス新潟4ゲームぶり勝利!!

2021年08月22日 21時30分00秒 | アルビレックス新潟
2021明治安田生命J2リーグ第25節で、アルビレックス新潟のアルベルト オルトネダ監督は、後半途中から高澤優也を投入。
上背のある彼を最前線に配置するということは、当然、彼を目掛けて高さのあるボールを供給する攻撃に着手するのだと見込んでいたら、そうじゃありませんでした。
「利き足は頭だ」と公言する彼の特性を、活かそうとはしない新潟に、大きく落胆したことは弊ウェブログでも書きました。

果たして、新潟の選手たちも同じ反省をしたのでしょう、第26節の対SC相模原戦では、背番号11番を有効活用しようという姿勢が前半序盤から見られ、その甲斐あって逆転に至ったと小生は高く評価しています。

同点弾は福田晃斗で、逆転弾は谷口海斗。
センタリングを入れたのは星雄次と藤原奏哉で、高澤は得点場面では一瞬でもボールに触っていません。
だがしかし、高澤がいたからこそ、生まれた2ゴールだと表現していい、そう儂は見做しています。

試合を振り出しに戻した場面。
星は、ゴール前に長身FWがいると信じて、あのクロスを入れた筈。
無論、鈴木孝司や谷口海斗がセンターフォワードだったとしても、そうしたでしょう。
でも高澤だからこそ、あの高さのボールを蹴ったのではあるまいか。
ただ、高澤の〝利き足〟には届かず。
でも彼の背後にいた谷口にボールが当たり、それが福田のところにこぼれて、結果シュート。
相模原のDFたちも、高澤に付いていったから、福田がフリーにもなれていたわけで。

試合をひっくり返した場面。
あそこでも藤原は、高澤がダイビングヘッドをしてくれるだろうと信じて、ああいう軌道のボールを蹴ったに違いなく。
前半にも、高澤狙いでニアサイドにボールを入れていたことからも、それが類推できます。
しかし、意図したように高澤には届かなかったものの、そのラストパスを遮断しにいった相模原選手によって、幸運にも谷口に〝ナイスパス〟。
これも高澤効果と表現していいのではないか。

鈴木孝司も179センチメートルあって、長身といえば長身。
でも181cmのヘディングが武器というFWがいるという戦略的価値を、第26節では大いに役立てた新潟。
第27節、第28節でも高澤を起用するなら、このストロングポイントを再び、三度、生かしたいものです。

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