『AERA』最新号を読む。
「現代の肖像」、今週号は川崎フロンターレのチョンテセ選手の半生記だ。
取材をし、執筆したのは木村元彦さん。
そう!『オシムの言葉』を始め、ユーゴスラビアの民族問題とサッカーを絡めたノンフィクションを幾つも書いているライターさんだ。
民族とアイデンティティとフットボールと、こういう題材は木村さんの得意としていることだけに、読ませる、読ませる。
テセは韓国籍なのに、北朝鮮代表を選んだことは割りと有名なエピソードだけど、どうして北を選択したのかというバックボーンが、AERAを読んで、よく理解った。
たられば、の話だけども、もしも韓国政府が在日棄民政策を採らず、手厚く保護の手を差し伸べていたら、彼はひょっとして韓国代表を目指したのかも、とふと想像してしまった。
「現代の肖像」、今週号は川崎フロンターレのチョンテセ選手の半生記だ。
取材をし、執筆したのは木村元彦さん。
そう!『オシムの言葉』を始め、ユーゴスラビアの民族問題とサッカーを絡めたノンフィクションを幾つも書いているライターさんだ。
民族とアイデンティティとフットボールと、こういう題材は木村さんの得意としていることだけに、読ませる、読ませる。
テセは韓国籍なのに、北朝鮮代表を選んだことは割りと有名なエピソードだけど、どうして北を選択したのかというバックボーンが、AERAを読んで、よく理解った。
たられば、の話だけども、もしも韓国政府が在日棄民政策を採らず、手厚く保護の手を差し伸べていたら、彼はひょっとして韓国代表を目指したのかも、とふと想像してしまった。
雑誌「SAPIO」最新号で、民族紛争を潜り抜けたり、それに苦しんだサッカー選手たちの特集をしていました。
それとテセの話をあわせると、いかに日本人選手が幸せなことかと思い知らされました。
いや、日本人全体がそうですね。
恵まれた環境にいると、どうしても精神的なものが……という傾向になるのでしょうね。
あんまし、そういうのに「責任転嫁」はしたくないですが。