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チョンテセ 鄭大世   現代の肖像

2010年06月07日 22時00分00秒 | 明治安田Jリーグ 天皇杯
『AERA』最新号を読む。
「現代の肖像」、今週号は川崎フロンターレのチョンテセ選手の半生記だ。

取材をし、執筆したのは木村元彦さん。
そう!『オシムの言葉』を始め、ユーゴスラビアの民族問題とサッカーを絡めたノンフィクションを幾つも書いているライターさんだ。
民族とアイデンティティとフットボールと、こういう題材は木村さんの得意としていることだけに、読ませる、読ませる。

テセは韓国籍なのに、北朝鮮代表を選んだことは割りと有名なエピソードだけど、どうして北を選択したのかというバックボーンが、AERAを読んで、よく理解った。

たられば、の話だけども、もしも韓国政府が在日棄民政策を採らず、手厚く保護の手を差し伸べていたら、彼はひょっとして韓国代表を目指したのかも、とふと想像してしまった。

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2 コメント

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報ステ ()
2010-06-07 23:59:09
松岡修造さんがチョン・テセ選手を取材してましたね。在日の人たちは、きっと私たちには想像も出来ない思いを抱えているのでしょうね。だから、母国の代表であることに誇りを持って闘えるのかな。日本は、力を持ってはいるのだろうけど、気持ちの持ち方が違うのかな。何にも伝わって来ないんだなぁ。
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>報ステ (bartret555)
2010-06-10 00:32:14
ひさん、こんにちは。

雑誌「SAPIO」最新号で、民族紛争を潜り抜けたり、それに苦しんだサッカー選手たちの特集をしていました。
それとテセの話をあわせると、いかに日本人選手が幸せなことかと思い知らされました。
いや、日本人全体がそうですね。

恵まれた環境にいると、どうしても精神的なものが……という傾向になるのでしょうね。
あんまし、そういうのに「責任転嫁」はしたくないですが。

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