サンフレッチェ グランパス ガンバを潰す気か

サムライブルー サッカー日本代表の後任監督を巡る〝新聞辞令〟が喧しい昨今。
併せて、誰それが適任だ、いや誰それは相応しくないという評論家・解説者・ジャーナリストの考えも新聞や雑誌、ネット配信メディアでも盛んに掲載されている今日この頃。

その中で、看過できない言説があります。

『外国人監督に拘ることは無い、日本人監督を検討すべきだ、長谷川健太・西野朗・森保一という人材がいるではないか』

筆者がもしもガ大阪・名古屋・広島を熱烈に応援している立場ならば、絶対に許せない主張。
さも正論のようでいて、とち狂った推薦。
シーズン終了後ならいざ知らず、これから開幕を迎えようという時期に、Jクラブの監督を〝辞めさせて〟日本代表の監督の就けさせようだなんて、常識が無いにも程がある。
オシムおじいちゃんを引き抜かれたジェフユナイテッド千葉の〝現在〟を、そう唱える識者は知らないはずがあるまい。

日本人に監督を任せたいという主張するのであれば、在野の人を見繕うのが筋だとは、みなさんも考えませんか。
真っ当なことを訴えているようで、無責任極まりない推薦。
そもそも、日本サッカー協会はJクラブに配慮して現に監督職にある人間には、打診しないと明言しているのだし。
それでも森保監督らを是が非でも推したいのならば、サンフレッチェ広島FCなどの後任を安心して託せる人材を付随して挙げるべきだし、もしも降格なんて事態になったら責任を取る覚悟があるのか？