「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

危惧どおり 甲府×新潟のDAZN中継視聴は白けた

2020年06月28日 12時00分00秒 | 観客動員 サッカー観戦付随の観光
観客を入れていないプロ野球中継を、みなさん御覧になりました?
でなければ、ニュース番組・情報番組のスポーツコーナーで流れるダイジェストは?
どう感じます、みなさんは?
東京ヤクルトスワローズ愛好家たる小生は、点が入ったら嬉しいし、点を取られたら落胆するし、勝てば喜ぶし、負ければ悔しがります。
そういう感情はこれまでと同じ。
ただ、です。
嬉しいは嬉しいでも、滾るような嬉しさはこみ上げません。
落胆しても、醒めた落胆です。
勝敗の一喜一憂も、その起伏は小さいものです。

これは、野球場の観客席から発せられる歓声・溜息・叫びが聞こえてこないことと大きく関連しています。
観客の喜ぶ声の塊が、喜びを倍加させます。
大きなため息が、悔しさを増幅させて、なにくそと反発する心を呼び起こすんです。

無観客ゲームの中継画面からも、感情の声は聞こえてきますよ。
でもそれは選手やコーチ陣からのもの。
違うんですよね、同じ感情の声でも。

前に弊ウェブログで記しましたが、お笑い番組が観客を入れなくなって3~4カ月ですが、そこでも同じです。
芸人さんたちが面白いこと言っても、大笑いしてくれる一般人の声はありません。
同じ芸人仲間やスタッフが笑いはしますが、内輪受け感が強いです。
熱がない、だから「アメトーーク」「笑点などを視聴していても、なんか変。
現に芸人たちは、お客さんの直の反応がないので、やりにくいとテレビ番組で言っていますからね。

DAZNのJリーグ中継を観ても、間違いなく興覚めする時間はあるんだろうと覚悟していましたが、そのとおりになってしまい。
心の準備というか、予防線を張っていたというか、おかげで退屈するとまでは至りませんでした。
でもゴールを決めた直後は、感情が昂りませんでした。
昂ってはいますが、大きくそうならなかったという意味で、昂りませんでした。

応援しているチームがゴールを記録すると、ワァーって沸く大声が聞こえるじゃないですか。
そしてスカパー!もそうだったし、DAZNもですが、ハイタッチして歓喜するサポーターの姿を映し出すでしょ。
反対に、点を取られてガッカリの相手サポーターを映して。
同時に、観客を煽る選手や、抱き合う選手たちも画面に。
そういう視覚、聴覚からの情報も合算されて、ゴールシーンは歓喜に火をつけるんですよ。

でもだからって座視したままではいけないと、拙は昨晩、得点する度、失点する度、ツイートして人工的に気持ちを高めていましたよ。
普段の吾は、DAZN中継観ててもツイートしません、せいぜいリツイート。

それとこれ、ヤマハにはとても申し訳ないんですが、スピーカー通して声援・チャント/応援歌を流すのは、白けました。
チャントって、敵味方双方のが聞こえるのが自然なのに、甲府のものばかり。
甲府主管試合だから、それが当然といえば当然です。
でもね、新潟のも流れる、甲府のも流れる、試合展開によってそれぞれのチャントが耳に入ってくる、そうじゃないと臨場感は発生しません。

単に高速カウンターを発動しただけなのに、観客がイケイケ気分になって大歓声が巻き起こったりするでしょ。
けど、その大歓声が錯覚を起こさせもするんですよね、DAZNを観てると。
相手のだとつい危機に感じるし、味方のだと同調して興奮度が増したり。
でも人工的な、設計主義的なスピーカー応援では、さすがにそこまではね。

とはいえ、ヤマハを否定はしていません。
ヤマハは知恵を絞ってやっています。
DAZNで、ザスパクサツ群馬×水戸ホーリーホックの後半を視聴しましたが、そこではスピーカー音はなく、選手と監督コーチ、審判の声だけ。
音が流れていない分だけ、、淋しい淋しい中継画面と音声でした。
人によっては、群馬×水戸のような形式を肯定するでしょうが、余は賑やかそうとする分だけヤマハと甲府の姿勢は支持します。

とはいっても、なんですよねぇ。
2節後には、観客を入れます。
応援歌を口にすること、太鼓を叩くこと、手拍子は禁止だけども、自然発生の歓声は制御できないでしょ。
その自然発生の声援・歓声が、DAZNから聞こえてくる日を待っています。

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