10月26日に珠洲にヒシクイを見に行ったことは既にアップした。ヒシクイについては満足のいく結果が得られず、なんとなく残念な気がしたので邑知潟にコハクチョウの様子見も兼ねて寄った。前回コハクチョウを見つけた長曽川に着くと、前回と同じくコブハクチョウが目に入った。
長曽川のコブハクチョウ
周りを探すと3羽のコハクチョウも元気に泳いでいた。
長曽川のコハクチョウ
安心して長曽川を下って邑知潟の湖面に近づくと、マガモやオナガガモの近くに1羽のコハクチョウがいるのが見えた。
長曽川から邑知潟への入り口のカモやコハクチョウ
改めて辺りを見回すと、だんだんかなりの数のコハクチョウが目に入ってきた。
長曽川から邑知潟への入り口のコハクチョウ
改めて長曽川を振り返ると、群れを成して泳いでいるものだけでなく空を飛んでいるものも目に入った。
邑知潟入り口付近のコハクチョウ
沢山元気に居る!と嬉しくなって湖面をよく見ると、オナガガモやマガモに混ざって、嘴の形がアイサっぽいけどアイサではないと思われる1羽が混ざっていた。
左奥:オナガガモに混ざるカモ?嘴が変?
手前のカモ?の嘴、羽の模様、体の大きさなどがオナガガモと違う?
背はマガモかもしれないとも見え嘴や額や顔が違う、もしかして交雑種かもしれないと思ったので鳥友さんに意見を伺ったところ、マガンの可能性の示唆をいただいた。皆さんからもご意見を頂ければありがたいと思っている。
湖面のコハクチョウは再び飛び立ったり、泳いだり思い思いに寛いでいた。
思い思いに寛ぐコハクチョウ
そのうち田の方角から湖面に向かってくるコハクチョウの数が増えてきた。
田から潟に戻って来るコハクチョウ
夕暮れが近くなって塒である潟に戻ってくるのであろう。潟に戻ったものは
浅瀬に立ったり、泳いだりして寛いでいる。
寛ぎながら夕方を迎えるコハクチョウ
やがて湖面を夕陽が照らし、夕闇が近づき、群れは静かに夜に備えた。
落日とコハクチョウ
潟には浅瀬もあり、陸とは水で区切られているので夜を過ごすのに安全な場所であろう。