ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

インド アンダマン島紀行 第3日目午前 その2/チャガシラハチクイ コウライウグイス アンダマンオウチュウ オオオニサンショウクイ コウハシショウビン等

2025-03-01 | インド アンダマン島
獲物を狙うコウハシショウビン 2024年11月30日 アンダマン島

11月30日午前(続き)、少し移動して、車の走っていない細い脇道の明るい森に移動。車の中から撮れたので、電線ですが、随分と近かったチャガシラハチクイ(Chestnut-headed Bee-Eater)。
車を降りて歩いて行くと、果実がなっている木には鳥が集まっている様。ここアンダマン島にもコウライウグイス(Black-naped Oriole)が居ました。しかし、木の中をチョロチョロ動き回るので、中々スッキリしたアングルで撮れません。
一方、アンダマンオウチュウ(Andaman Drongo)は、静かに止まってくれます。
コウラウン(Red-whiskered Bulbul)は数も多いし、警戒心が薄いのか、近くでちゃんと撮らせてくれます。
そろそろ午前8時ごろになり、初日の夕刻に休んだ海岸のお茶屋で朝食。
お茶屋の周りにはコウラウン。
朝食後、近くのポートブレア ビオロジカルパークの入り口付近で散策。するとオオオニサンショウクイ(Large Cuckooshrike)が出てくれました。二度目の出演かな。
ちょっと空抜けでしたが、飛び出しに間に合いました。
さらに枝の隙間にコウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher)が見えます。獲物を狙っているのでしょうか、下方をジッと見つめています。比較的近くで撮れました。紅色の嘴を見ると、和名のコウハシは紅嘴だとよくわかります。
ここアンダマン島ではショウビン類が多いのか、よく被写体になってくれてありがたいです。

次回はこの続きで、引き続きチディヤタブ地区の森で探鳥を続けます。ご覧いただき有り難うございます。

インド アンダマン島紀行 第3日目午前 その1/アンダマンアオバト アンダマンカンムリワシ アオショウビン ブッポウソウ等

2025-02-26 | インド アンダマン島
森の中にいたアンダマンカンムリワシ 2024年11月30日 アンダマン島

11月30日早朝、3日目もお弁当を抱えて、午前6時に出動。固有種を14種まで制覇し、残りは森にいる可能性の高いものばかり、そこで、森を中心に探索を続けます。チディヤタブ地区の森を再訪しますが、道中のシベリアムクドリ(Daurian Starling)がいたポイントにはやはりシベムクの数羽の群れ。車を止めてくれたので、狙いますが、ちょっと近すぎました。すぐに飛ばれてしまいましたが、何とか後ろ姿の1枚をアップで。
そばにはコウラウン(Red-whiskered bulbul)。こちらは逃げないで、撮らせてくれます。
森に入ると車を降りて、2車線の車道脇を歩きますが、あたりは鬱蒼とした森。
高い枯れた木にはオナガダルマインコ(Long-tailed Parakeet)。
そして、15種目のアンダマンアオバト(Andaman Green-Pigeon)が高い樹上に集団で、果実を食していました。固有種ですが、あまり特徴のないアオバトでした。
気がつくとアオショウビン(White-throated Kingfisher)。電線の上ですが、近くで撮らせてくれます。
先行していた別グループが狙っている先には、16種目の固有種アンダマンカンムリワシ(Andaman Serpent-Eagle)。結構近くで、撮っていたので、あまり人を気にしてない様子。近づきながら撮り始め、段々と大きく撮れる様に。
ちょうど木漏れ日が当たって、スポットライトの様で、浮かび上がります。
すると、いきなり飛び降り。真下に落下する様に降下。
戻って来たその口には何か捉えた様です。
どうも芋虫か何かではないかと思いますが、ちっちゃな獲物でした。
すぐに飲み込んで、しばらくたたずんでいました。
しっかり撮れたので、さらに歩いてゆくと、逆光下にブッポウソウ(Dollarbird)。
さらにアオショウビン。今度は枝に止まっています。しかも後ろがわりとスッキリ。全身もよく見えて、良い感じで撮れました。
本当にここのアオショウビンは良いモデルさんになってくれます。とっても良い子です。

次回はこの続きで、森を散策して行きます。ご覧いただき有り難うございます。

*コスタリカに遠征中

ジョウビタキ ミコアイサ チュウヒ カイツブリ ツクシガモ/岡山県

2025-02-23 | 岡山県
ジョウビタキ♂ 2025年1月5日 岡山県岡山市

1月5日、県南の湖畔の灌木林に寄ってみました。鳥影は薄く、昨年賑わったトラフズクの姿も見えず。そんな中、ジョウビタキ♂が棒の上に止まってくれました。
バックは非常にスッキリしていますが、止まった金属棒‥‥ですが、錆色が少し渋い味わいかと😓
今季渡来数の少ないツグミがここには4、5羽ほどいました。本当に今季は少ない!
ジョビオ君は時々目立つ所に来てくれます。

1月13日ガンカモ調査で県南の湖を担当、終了後、いつもはカモの多い池に寄ってみました。しかし、今季は少ない。昨季、群れでこの池にいたトモエガモは広い湖の真ん中辺りで、今季ここでは姿が見えず。今季、調査のカウントでは、湖には1,000羽を越す数でしたが。
ミコアイサは十数羽いましたが、遠〜い。
チュウヒが芦原の上を飛翔。背中側が写ったので、それを3枚並べました。
カイツブリが走り出して、水面を少し、飛翔。飛んでるところはあまり撮った記憶がないので、後ろ向きですが、載せてみました。
池から近くの蓮田に移動。ツクシガモが1羽いました。
MFの山は鳥が少ないですが、種類は違いますが、県南には結構いる様です。例年に比べると少ないですが。

12月23日の天体写真の残りで、オリオン座の三つ星の馬頭星雲がうっすらと写ったので、載せました。

次回はインド アンダマン島に戻って、3日目の午前中から再開したいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

*コスタリカに遠征中

インド アンダマン島紀行 第2日目夜 /アンダマンコノハズク コノハズク アンダマンメンフクロウ

2025-02-20 | インド アンダマン島
アンダマン島固有種のアンダマンコノハズク 2024年11月29日 アンダマン島

第2日目の夜、チャイを飲んでいると、あたりがすっかり暗くなって、コノハズク のポイントに移動。脇道ではなく2車線の道路脇で、車は時々通過しますが、車道からは少し離れて待ちました。するとすぐに声がしたかと思うとアンダマン島固有種のアンダマンコノハズク(Andaman Scops-Owl)が登場。以前はコノハズクの亜種かと思われていた様ですが、声も姿も全然違うと言うことで、別種となった様です。コノハズクの赤色型の様にも見えますが、お腹の模様など随分と違いますね。
枝上でゆっくりとしていましたが、何処かに飛んで行きました。続いて、同じポイントで待っているとコノハズク(Oriental Scops-Owl)。日本のコノハズクと同種ですが、確かに鳴き声はブッ、ポッ、ソーと3音。しかし、微妙に違う。1音と2音が日本のコノハズクより短い様に感じました。将来的に独立種になる可能性はある様ですが。
よく見ると緑のバッタ?を捕まえています。
やはりこちらを警戒しているのか、食せずに何処かに飛んで行ってしまいました。しかし、アッサリと目的のコノハズク2種が出てくれて、余裕で次のポイントに移動となりました。今度は街の中に戻って、脇道に入っていきましたが、周りは人家ばかり。すると家の軒先を電灯で照らして、そこにいる、との事。人が住んでる家なので、長くは照らせないので、素早く見て、と言われましたが、中々、何処にいるのか分からない。やっと壁のくぼみにいるのが見つかりました。結構距離があるので、明かりが充分届かず、暗かったからでしょう。見ると確かにアンダマンメンフクロウ(Andaman Masked-Owl)でした。何でこんな街中?と思いましたが、餌となるネズミがきっと多いんでしょうね。
もう1羽いるとのことで、見ると更に奥の方に居ました。こちらはまだ寝ている様でした。
ちょっとだけと言いつつ、もう一度最初の方の個体を照らしてくれました。
と言うことで、狙いの3種をアッサリとゲット出来て、午後7時前にはホテルに帰還して、2日目も余裕の夕食となりました。それにしても何でこんな街中にいることをガイドさんは知っているんでしょうね。もう少し自然の中のポイントは無いのかと思いましたが、アッサリと「ない」とのこと。

次回はまた地元に戻って、県南や自宅近くの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。
*コスタリカに遠征中

タゲリ チョウゲンボウ ヒドリガモ/岡山県

2025-02-17 | 岡山県
タゲリ 2024年12月22日 岡山県笠岡市

12月20日、自宅前の川原のヒドリガモですが、ここでは、確か初めての記録ではないかと思います。川の中流、いやどちらかといえば、上流部に位置する自宅前を流れている川にヒドリガモが1週間前ごろから住み着いています。珍しいので写真に収めることにしました。
2、3週間はいましたが、緑色の草を食べ尽くすと何処ともなく移動したのか姿が見えなくなりました。
12月22日県南の干拓地で、子ども探鳥会があり、案内役を努めました。スコープを覗かせてあげると肉眼で見るのとは違う姿に結構喜んでくれます。今回はタゲリとチョウゲンボウがよく観察できたので、良かったかな。さて、終了後の午後、タゲリを写真に撮ろうと再び干拓地を軽く回って来ました。先ずはチョウゲンボウが枝先に。車内からなのか比較的近距離。
飛び立って、ちょっとホバリング。車内からだと角度が難しいですが、何とかこんな感じ。
タゲリはあちこちの畑に点々といます。どの畑にもいる訳ではないので、餌の多少によるのでしょう。採餌しているのでしょうが、思い出してみると何を食べているのかじっくり見た記憶がなかった。そこで、じっくり見ていると、よく嘴を地面に突っ込んで、ミミズを取っているのが見えました。この畑では、タタッと小走りして、嘴を地面に突き刺したと思うとミミズが引っ張り出されていたので、これを取っているんだなと納得。それにしても土中にいるのをよく見つけられるもんだと感心しました。それとも地面に出たのを目敏く見つけたのかな?どうなんでしょうね。
大抵は、こんなポーズで突っ立っていることが多いですね。冠羽の長いのや短いのなど、色々ですが、長いのは♂の可能性高いと思います。
こちらは正面顔で、より冠羽が長いので、♂かな。
この子は随分と短いし、背中の羽の縁のバフ色が多いので、若鳥かも。
こちらも結構長いので、♂かな。
それにしても光の具合が良いと背中の金属光沢が綺麗です。

次回はインド アンダマン島に戻って、2日目夜の様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。