このところ、昼間は熱中症アラートが出るほど暑いが、散歩道の朝は涼しくカタツムリが葉の上を移動している姿を見ることもできる。
朝のうち移動するカタツムリ
冬の間、白山麓ではかなりの雪が降りアクセスが難しくなる。一里野より下では、ニホンザルの活動を見ることができるが、白山白川郷ホワイトロードは閉鎖され、訪れることができるのはブナオ山観察舎迄だけとなる。
白山麓のニホンザル
ここはブナオ山に住む野獣を観察し記録するのが主目的であり、雪のない時にはカモシカやノシシが観察される。カモシカやノシシは、最近は雪の中でも観察される。
ニホンカモシカ
イノシシ
ツキノワグマは秋から冬眠に入っているので見ることはできないが春になって雪が融けると見ることができるようになる。
春になって冬眠から覚め、草を食べるツキノワグマ
観察舎からブナオ山の山頂方向を観察していると、イヌワシが飛ぶことがある。
イヌワシ
秋の終わりの紅葉を背景にする姿も素晴らしい。
紅葉を背景に飛ぶイヌワシ
雪が降る頃になると早々と繁殖活動を始める。雪空を背景に飛ぶ姿は勇壮である。
雪の枯枝に止まるイヌワシのペア
クマタカも秋から見られ、降雪と共に繁殖活動をしているように見える。
雪空で飛ぶクマタカ
イヌワシもクマタカも訪問者に人気である。
雪に埋もれる観察舎の板壁にアオゲラが来て穴をあけることもある。
なお、写真のいくつかは鳥友さんからお貸しいただいたものである。