11月に入り空は澄み、朝はめっきり涼しくなった。
秋の筋状の雲
薄霜が降りたり、手袋が必要な日もある。
田に降りた薄霜
アキアカネも霜の降りた草にしがみついて生きながらえている。
寒さに耐えるアキアカネ
田では麦の生育が順調であり、特産のユズも色づいてきた。
成長し始めた麦
色づいた柚子
野ではモズが高鳴きをはじめ、スズメが群れを成し、カワラヒワも人里近くで見られるようになった。
高鳴きをし、周囲を監視するモズ
寒さが増し群れで生活するスズメ
囀るカワラヒワ
森ではアオジやアトリ(後日)に加え活発に木々を移動するイカルも見られるようになった。
木々を移動して木の実を食べるイカル
注意するとエゾビタキも見られる。
エゾビタキ
遠くてピントが甘いが、一瞬アオゲラも見た。
一瞬捉えたアオゲラ
森には携帯通信用の高いアンテナがあり、冬にはオオタカが見られることがある。1日、2日と、この鉄塔にオオタカが止まって周りを見回しているのを見つけた。
朝日を浴びて周囲を見回すオオタカ
朝日に浮かび上がる姿は堂々としている。しかしオオタカがいるとカラスがちょっかいを出す。
鉄塔から周囲を監視するオオタカ
これを嫌いオオタカは飛び去った。
飛び去ろうとするオオタカ
冬に向かい生活が厳しくなる自然の一風景である。