前回の涼を求めての探索の帰りに白山白川郷ホワイトロードの入り口中宮に寄った。中宮は市ノ瀬より幾分蒸し暑く感じたが、センターの方に白いネジバナが咲いていることを教えていただいた。
ネジバナ、白
ネジバナ、ピンク
ピンクも白も左巻きの花がついていた。
橋を渡ると、ヤマアジサイ?、ヤブカンゾウ、ノリウツギ、オオマツヨイグサ?、ナルコユリ、あるいはアマドコロ?などが生えていた。
ヤマアジサイ?
ヤブカンゾウ?
ノリウツギ
オオマツヨイグサ?
アマドコロ?
アケビも実をつけ、さらにハンゴンソウ、タカトウダイ、ヒヨドリバナなども咲き、せせらぎにはミヤマカワトンボが飛び、川面を渡る風もあり、かなり涼しかった。
アケビ
ハンゴンソウ
タカトウダイ
ヒヨドリバナ
ミヤマカワトンボ
樹上ではカケスがジェーイ、ジェーイと鳴いて活発に移動し、涼しさを邪魔していた。
カケス
8月に入り、1日の朝は快晴で湿度も下がり、涼しいくらいであった。散歩に出かけようとすると、庭先にアブラゼミの死骸があるのに気づいた。
アブラゼミの死骸
さらに散歩道ではもうすでにアリたちに食べられている死骸も見られた。
アリたちに食べられてしまったアブラゼミ
クモの巣に掴まって藻掻いている個体もいた。
クモの糸に絡まって藻掻くアブラゼミ
ほんのこの前、長い土中生活から地上に出てきたばかりなのに、もう、一生を終わるのかと思うと可哀想であった。これも、輪廻転生の一コマかもしれない。梢ではアオサギが我関せずという風であった。
梢のアオサギ
白山もくっきりと見え、梅雨明けを確信したが午後はまたそれなりに暑くなった。
梅雨明け直後の白山(能美市より)
空気が乾燥し、朝晩は涼しさも感じる。明日は花火大会が予定されている。本格的な夏はこれからである。