「動かない時間」が多くなってしまう時は、特にご注意を!沈下性肺炎(ちんかせいはいえん)には、ご注意いただく必要があります!
2024年08月27日 09時33分04秒
負傷、ケガ:外傷、痛み、動作改善の正しい対処をあなたにお伝えするのは
ケトルベル正式指導者でもある治療人:おの卓弥です。
外傷:一般的な負傷、ケガ
▼
●ねん挫≪身体のどこかをひねってケガをした≫
●打撲≪だぼく:打ち身、ぶつけたケガ≫
●脱臼≪だっきゅう:関節が外れること≫
●骨折≪こっせつ:骨が折れた、ヒビも骨折です≫
●挫傷≪ざしょう:肉ばなれ≫
この様なことを専門で診断、治療する整骨院
▲
東武伊勢崎線 北越谷駅西口:おの整骨院 院長です。
【柔道整復師】という国家資格をもって
患者様へ専門知識を満載した正しい治療と
素早い行動を提供させていただいています。
★
沈下性(ちんかせい)
という言葉をご記憶ください。
色々と「学び」が得られます。
◎悪天候が続きます。
室内に滞在する方も多いでしょう。
このような時を、医療知識の「学び」の時間としてみてください。
沈下性(ちんかせい)という言葉の意味として
▼
沈下性とは
『重力によって、下に物体が下がった状態』
↑↑
という状態を指します。
実は、これは医学用語ではありません。
『水中で物体が沈んでいく様子』
▲
この状態を表現しています。
言葉の使い方=一般的なものの例として
↓↓↓
魚の餌は
・沈下性が良いものと
・浮上性のものが良いもの
▲
この2つに分けられる。
などの様なものがあります。
医学では、極めて重要なキーワードとなる言葉です。
医学で使う場合、
1:沈下性肺炎
2:沈下性浮腫
この2つが代表的です。
沈下性肺炎
(ちんかせいはいえん)
について説明いたします。
寝たきりになった、あるいは寝ている状態が長くなってしまった患者様がいらっしゃる
と、します。
そうすると、肺炎になりやすい可能性が、極めて強くなります。
寝ている時間帯の唾液(だえき)は、重力で咽頭(のど)の奥に流れ込みます。
これは、誰にでも、あなたにも、普通に起きる現象です。
ご年配の方は、この現象が原因で
寝ている間に誤嚥(ごえん:間違って飲みこんではいけないものを飲み込むこと)
の状態になっている場合があります。
気管内に、唾液や異物が垂れ込む可能性が高いということです。
この時の唾液は
混じってしまっている細菌や雑菌に感染しやすい状態
になっています。
寝ている間は
肺の横隔膜
(おうかくまく:肺の最も下にある膜。これが下に下がるから息が吸える。)
が
極端に活動低下しているので
気道などの動きも悪くなって
痰(たん)
などを上手に出すことが出来ず
余分なもの、無駄な物体の
ノド(咽喉)での滞在時間が長くなってしまい
細菌や雑菌、ウィルスが活動しやすい状態を作ってしまうのです。
この為、極度に肺炎になりやすい状態になってしまうのです。
この発生過程を経たものを
沈下性肺炎
と呼びます。
肺炎は、死亡の確率が高い、死亡原因に直接なってしまう病気
として
がん、心臓病、脳卒中などとトップ争いをしている
ことをご記憶ください。
※常に死亡の原因:トップ5以内に入っています。
風邪とは、レベルが違う強さです。
感染の原因、種類などの分類の仕方が複数ありますが
絶対に、予防に気を抜いてはいけない:生命に直結する病気なのです。
沈下性肺炎
は
●整形外科的領域としての医療
●整骨院
●接骨院
などの業務とは、切り離せない病気なのです。
寝たきりなど、長い期間
仰向け(あおむけ)の姿勢でいると
血液の流れが、重力によって停滞し
ノド(咽喉)から気道~肺にかけて細菌が繁殖しやすく
ウィルス感染もしやすい条件になり
その為に、肺炎になりやすい環境が成立してしまう。
ということは
下肢(かし)の骨折などで、寝たきりの状態が続いてしまうと・・・
沈下性肺炎になりやすいのです。
これは、全国:どこでも起きてしまう問題なのです。
寝たきりの状態になってしまう、寝たきりの状態が続いてしまう・・・
という時は
『沈下性肺炎になりやすい!』
それは
長い期間、仰向け(あおむけ)
の姿勢でいると
血液の流れが、重力によって停滞し
ノド(咽喉)から気道~肺にかけて細菌が繁殖しやすく
ウィルス感染もしやすい条件になり
その為に
肺炎になりやすい環境が成立
してしまうから
ということが原因であることをご記憶ください。
全国で、年代や性別、健康状態を問わず
誰もが気をつけなければいけないことなのです。
一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師=世の中で
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
と呼ばれる『国家資格取得者』が行なうことは
「療養行為:りょうようこうい」
という呼び方であると
日本:国家が法律で定めています。
医療者として
責任ある情報拡散を目的に
この様な記事を書いています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します。
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