ちょっと特殊な例です。
先日、お見えになった患者さん。女性で70歳代。比較的元気な方。
症状は4日前に立とうとしたら腰がいきなり痛くて歩けない。整形外科に行ったけど、脚全体も痛くてしびれて夜も眠れない。
整形外科の診断ではギックリ腰。脚は問題無いので痛み止め出しておきますとのこと。
思い当たることがあったので、ズボンをまくってヒザ下を視診。小さな傷あり。虫に刺されたような発疹あり。右足だけ強く痛い。
『かゆくて掻いた』とのご返答。
ぎっくり腰は、私の診断でも間違い無い。その処置をして、そちらの症状は90%以上消えた。
スタッフに「皮膚科」への紹介状作成を指示しました。
何故、皮膚科?かいてしまって皮フが壊れたから?キズがあるから?
この症状は、帯状疱疹=ヘルペスなんですね。
皮膚科で投薬処置後、すぐに良くなり腰と脚の両方ともに完治しました。
視診で皮フの状態を診なければ、絶対に見落とします。
坐骨神経痛などとの診断を受けて強くマッサージ・強い刺激を与えたら、こじらせて長期間の治療期間となってしまい、
場合によっては原因を探ることが不可能になり、治るのは難しくなります。
どんなケガ・症状であっても、皮フの状態は必ず視診します。間違った診断を防ぐ第一歩は視診です。絶対条件です。
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