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蜂窩織炎(ほうかしきえん)を、ご存知ですか?
医療において、だけでなく
スポーツの現場、一般生活の中でも
絶対に知識を持っておいた方が良い病気です。
そして、絶対に
整骨院や接骨院では
「触っては」いけない病気なんです。
絶対に、です。
マッサージや検査などと称して、蜂窩織炎(ほうかしきえん)の患部を押してしまったら・・・
とんでもない結果になります。
その場合は、責任問題に発展する場合もあります。
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見た目では非常に鑑別が難しい場合も多いです。
なので、あえて写真は掲載しません。
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蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、細菌による化膿性炎症(かのうせいえんしょう)のことです。
黄色ブドウ球菌が原因の第1位です。
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もちろん、他の細菌が主な原因だったり
複合的(2種類以上の原因があること)要素があることも多いです。
かなり広い範囲がぼんやりと
(この、ボンヤリと、というのがポイントです!)
赤く、硬くなって腫れ(はれ)や熱っぽさ、痛みが出ます。
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痛みの強さや度合い、範囲は
経過や、細菌感染した場所によって、相当な違いが出ます。
これは想像以上の違いが出るという意味です。
顔や腕、脚が、多く発生する場所です。
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発熱して
寒気(さむけ)や頭痛、関節の痛みが出ることも多いです。
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かなりの高熱になることもあるので
軽く考えてはいけないのです。
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細菌感染から時間が経過すると、患部が少しブヨブヨします。
膿(のう:うみのことです)が見えることもあり
「うっすらと広い範囲で浅く、ボンヤリ」腫れていると表現します。
▼
この様な状態を「びまん性」と呼びます。
※膿(のう)とは
傷ができたり、身体内部で微生物を食べる過程で
●壊れた白血球
●他の組織が壊れたもの
●細菌の残骸(ざんがい。この場合、生きているものと死んでいるものが混じっている。)
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皮フが破れて流血することもあります。
爆発状態で、皮フが破れる場合があるんです。
これは脅しや、大ゲサに言っているのではありません。
この状態が、視診(ししん:見て診断すること)の判断材料の1つです。
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血液検査では
白血球が増えているのが明らかに分かり
CRP(炎症検査の項目)の上昇が1つの診断の基準です。
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、整骨院や接骨院での「治療」の中で
誤診の最上位争いをする病気です。
傷(きず)が無くても、細菌感染は起こるんです。
なぜ、傷が無くても細菌感染するのか?
▼
毛穴です。
毛穴から入ります。
非常に多い原因です
水虫も、とても多い原因です。
なので、床面の衛生にも注意が必要です。
不潔な整骨院や接骨院、治療院には
こういう理由からも注意が必要です。
保健所では
不潔な医療機関は重点指導対象です。
不潔であることから
この様に病気が拡大し
重症化を促進してしまうことがあるからです。
単純にモラルだけの問題ではありません。
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、傷が無くても発生します。
それは毛穴からの侵入や
水虫などが原因であり
不潔は大敵!
通院する医療機関や各種の施設の清潔度合いは
必ずチェックしましょう。
『傷が無いから、見えないから』
などと、軽く考えて皮フを触る者が
医療を名乗っている者の中にも多くいるので
注意が必要です。
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鑑別診断の知識と技術は、充分に持っていなければいけません。
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は
意外なほど鑑別に苦労し、見過ごしてしまいやすいのです。
極めて注意が必要な病気なんです。
外傷を取り扱う知識と技術が無い整骨院や接骨院では
鑑別が不可能です。
今日はこの様なことをご記憶ください。
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おの整骨院は、外傷専門整骨院です。
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一般的に診療・治療と呼ばれている行為で
柔道整復師:一般的に言われる
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
が、おこなうものは
「療養行為」
という呼び方であると
日本国:国家が法律で定めています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します。
https://www.youtube.com/watch?v=rDGvwPEjXYw
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おの整骨院の業務と中身が分かる動画をご覧下さい。
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