300名山・ニセコアンヌプリ-1308m登山を兼ねてニセコスキーに出かけました。
【1/24、昭島-羽田空港-新千歳空港-ニセコヒラフ-ニセコアンヌプリ-泊り】
8:30に羽田空港を出発。
滑走路脇には話題の787機が淋しそうに並んでいました。
上昇中に朝日に照らされた飛行機のブロッケン現象を鑑賞。
白く輝く富士山の雄姿。
真っ白な岩木山も確認。
冬の十和田湖です。
真冬の八甲田連山も見られて、ここまでは幸運でした。
10:20に千歳空港着。歓迎の雪だるまをパチリ。
ホワイトライナー号で移動し、午後1時にニセコヒラフスキー場に到着。
午後2時には滑れる、と思いきやバスが6ヶ所を経由してホテル着は午後2時過ぎでした。
イライラしながらバスの最終停車地にあるアンヌプリのホテルに到着。
運転手に聞くと「今日はいつもより停車地が少ないですよ」とのことだが、ガックリ。
午後3時にホテルの可愛い送迎バスでアンヌプリ国際スキー場へ移動。
初日の滑り始めは午後3時過ぎとなりました。
ゴンドラとリフトを乗り継いで最高点に着くと、ガスに覆われて視界ゼロ。
ニセコビレッジへの移動ルートや山頂ゲートは立入禁止です。
まもなく上部のリフトが悪天候で停止し、やむなく下部の緩斜面コースで滑りました。
結局、初日のこの悪天候が一番の好天日でしたね。
ナイター時間になり、午後6時まで滑って宿に戻ります。
ナイター準備で圧雪整備が入り、快適にフェースコントロールを練習。
ホテルに戻って若返りの湯に入浴。外人が多い露天風呂ですが広くて快適でした。
毎夕食にはカニ足食べ放題が付いていて美味しく頂きました。
【1/25、アンヌプリ-ヒラフ-アンヌプリ-泊り】
8:30にアンヌプリスキー場に行くと風雪警報が当り、上部リフトは運休。
ニセコアンヌブリ登山ゲートも当然クローズです。
下部は緩斜面コースで楽しめないため、已む無く樹林帯を滑ってみました。
強い風雪とガスで視界が悪く、緩斜面では半分漕ぎながら滑ります。
二時間滑っても上部リフトが停止したままです。ヒラフへの滑走移動を諦め、
11時のシャトルバスに乗車して変化のあるヒラフスキー場に移動します。
ニセコビレッジスキー場を経由してヒラフスキー場に一時間かけて到着。
しかし、こちらもゴンドラ停止、リフト三本のみ稼動中で30分待ちの行列です。
午後1時過ぎにやっと中間部のリフトが稼動しました。
太陽が時々見えてきましたが、上部のリフトは吹き荒れる強風で運休です。
リフト下の沢コースが開放されており、二本滑ってみました。
禁止エリアの尾根にはボーダー達が入り込んでいます。
ジャンプスキーの様な巨大なファットスキーの外人が多く、
平日のためか、リフトやゴンドラには外人に囲まれて乗ります。
コース外滑走ではファットスキーの威力を見せ付けられます。
後頃、直滑降の様な滑りで林に突っ込んでいき、ターンしていると追突されそうで怖いです。
雲が掛かる羊蹄山をパチリ。一回も晴れてくれませんでしたが。
午後4時まで滑り、シャトルバスを待っていると満席です。
30分遅れの臨時バスに乗ってアンヌプリスキー場に移動。
17時にアイヌプリに着き、二日目も18時までナイターで滑りました。
今夜も大露天風呂入浴とカニ足食べ放題付きの夕食は満足です。
【1/26、アンヌプリ-ヒラフ-アンヌプリ-泊り】
三日目も風雪警報で、登頂は無理のようです。
朝からシャトルバスに乗ってヒラフスキー場に移動します。
滑り始めは9:30過ぎとなり、リフトが空いている花園スキー場で滑りました。
ここも緩斜面だらけのため、開放された樹林帯等で二時間程楽しみました。
禁止エリアには無数に滑った跡があり、ゲレンデは無人という変なスキーエリアです。
外人さんがキャアキャア騒いで賑やかな樹林帯です。
英語圏以外の人達も多く、何を言っているか解りません。
リフトでは私がスキーに貼ったドロミテのステッカーを見て話しかけてきますが、
名前とイタリア、ドロミティ、サロモン、アリガト、サヨナラで終わりです。
午後に運転したヒラフ中間部のリフトに乗りましたが、
ブリザートが吹き荒れてウェアのチャックや襟元、顔面が凍ってきます。
30cm程の新雪滑走が楽しめましたが、視界が悪く
顔面に貼りついた粉雪や薄氷をしゃぶりながら滑りました。
ニセコビレッジへの連絡コースが立入禁止のため、
15時で引き上げ、シャトルバスで16時にホテルに戻りました。
冷えた体を温泉で温めましたが、軽い凍傷になったようで口元がザラザラしました。
【1/27、ニセコアンヌプリ-千歳空港-羽田空港-昭島】
強風のため最終日もリフト一本のみ運転。
長蛇の列で30分待ちとなり、二時間で三本滑るのがやっとでした。
樹林帯に入ると40cmの積雪でスキーが潜り停止します。
コース脇は20cm程で快適でした。
ボードとファットスキーの外人さん達は、パトロールの見えない箇所から
ロープを越えてコース外に飛び出し、新雪をガンガン滑っていました。
最後にコース外のリフト脇を一本滑って四日間のニセコスキー終了。
最終日は二時間滑走で宿に戻り、入浴とパッキング。
ホテル内に置かれたウォーターサーバーから羊蹄山の名水「カムイワッカ(神の水)」
をペットボトルに詰めて梱包し、コーヒー用に持ち帰りました。
宿のサービス券で美味しい天丼の昼食。
ここはホワイトライナーの始発点のため、12:30に早々と出発です。
各スキー場を回ってお客を拾い、13:30にニセコエリアを出発。
次からはヒラフ宿泊を選択することに決定。二時間は多く滑れますので。
新千歳空港移動中も雨混じりの雪が降り、四日間とも悪天候とは不運でした。
ニセコビレッジは入れず、乗れたリフトも全体の1/3位です。
16時過ぎに新千歳空港に到着。
土産品物色と試食コーナー巡りでお腹を満たします。
滑走路整備で予定より遅れ、17:40に新千歳空港を出発。
19:20に羽田空港に到着、21:00に昭島に無事帰着。
1月~2月の北海道スキーはブリザートの確率が高い事を思い知らされました。
結果、ニセコ滞在中はアンヌプリ山頂へのゲートは閉じたままで登頂できず残念。
3月末に再挑戦するつもりですが、ヒラフ宿泊は必須条件ですね。
次週は四年振りとなる野沢温泉スキーに出かけます。
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