二日目もマッターホルンが姿を見せてくれました。
朝食は美味しいパンとドライフルーツ等で軽めに。
今日は国境を越えてイタリア側のチェルビニアに滑り込みます。
【4/4、チェルマット-チェルビニア滑走-シュバルツゼー滑走】
ゴルナグラードで会ったナナちゃんともう一匹のワンチャンの出勤です。
電気シャトルバスでクラインマッターホルンのゴンドラ駅に移動。
満員のバス車内は揺られて大変でした。
次のシャトルバスを20分程待って全員集合。
このゴンドラ駅はツェルマットの外れになります。
屋根越しに見えるマッターホルン。
ゴンドラに分乗して出発。
中間駅を4つ乗り越して次のロープウェイに乗ります。
左下の谷は昨日滑り降りたコース。
一気に高度を稼ぎます。
三つ目の中間駅シュバルツゼーを通過。
35年前のマッターホルン登山で歩いた記憶があります。
ツェルマットの谷が見渡せます。
ゴンドラの最終駅でロープウェイに乗り換えます。
急峻なクラインマッターホルンへ登っていきます。
左下に見える青氷の混じった氷河が見所とのこと。
クレパスだらけの見事な氷河です。
左にアルプスで最も簡単に登れるという4000m級の山、ブライトホルン-4164m。
山頂駅から見たツェルマット側の大展望。
最終日に滑る氷河だらけのサースフェーは、この山の裏側になるようです。
イタリア側から見た独特なマッターホルン。
長いトンネルを歩いてイタリア側に向かいます。
前方の人達がフラフラ歩いていますが、富士山頂より高い高度3883mです。
トイレとショッピング後にチェルビニアに向かいます。
ここで撮影中にインナー手袋を飛ばされ、崖を数歩降りるとカチンカチンの氷で諦めました。
以降は皮手袋を着用して撮影する破目になりました。
不運にもイタリア側は横風とガスに覆われています。
展望がないまま広い圧雪コースを滑り、時々コース外の新雪を楽しみます。
分岐点以外はノンストップで滑走。
チェルビニアの谷が見えてきました。
他班とは時折遭遇します。
標高差1800mを滑走し、チェルビニアに滑り込みます。
ミニ観光とショッピングに備えてスニーカーを持参。
レストランにSKIブーツを預け、スニーカーに履き替えます。
昼食まで50分のフリータイム。
物価の高いツェルマットに比較すると安いとのこと。
ユーロ持参で土産物を物色します。
小さな町並みにスポーツショップが10軒以上ありました。
教会と雪に埋もれた公園がありました。
目前のマッターホルンは最後までガスの中。
レストランに戻って昼食です。
二種類のピザとサラダをシェアして頂きました。
本場イタリアのピザとカプチーノは美味しいです。
午後はスイス側に戻りながら滑ります。
ガスの中、リフト・ゴンドラを乗り継いで国境線に登ります。
コースはホワイトアウト状態、斜面の凹凸に気が抜けません。
最後はゴンドラに乗って国境稜線に登ります。
テスタグリージアの山頂駅-3480mはガスの中。
山頂駅で国境線をまたぐ定番の記念撮影。
左がイタリア、右がスイスになります。
ここからツェルマットに向かって長い緩斜面が続きます。
視界はありませんがバーンは固く、安心して滑りました。
朝方乗ってきたゴンドラの最終駅に向かっています。
この先は急斜面が混じるコースで結構荒れています。
ゴンドラ4つ目の中間駅に向かって一気に滑走。
レースにも使用するバーンとのことで少し足にきました。
撮影しながら滑るにはキツイ斜面です。
この先はコース巾が狭いため、追い越しや接触に注意してノンストップで降ります。
樹林帯まで降りてきました。
村落を通過し、ゴンドラ一つ目の中間駅に到着。
ここで帰宅組と別れてシュバルツゼーまで登り直し、レストランでティータイム。
マッターホルンに最も近いレストランです。
生バンドで賑わう人気の店とのことですが、悪天候のためガラガラ。
ホットココアはちょっとぬるくて残念。
この下に有名な逆さマッターホルンが見られる小さな池と教会があります。
冬場は雪に埋もれて寂しい印象でした。
ヘルンリ小屋に向かうルートの岩壁が間近に見えます。
ツェルマットの町に向かって滑走開始。
急斜面が二ヶ所ありますが、整備されて気持ちよく滑れます。
この先は緩やかな長い林道になります。
谷向こうに見えた古風な村落。
谷沿いの長い林道コース。
最後はコブコブの嫌な沢。
村落の間を通過して。
ゴンドラ下のべしょべしょコースを通過。
川沿いに出て滑走終了。
橋を渡ってシャトルバスを待ちます。
ホテル近くまで10分程乗車。
午後4時半にホテルに戻り、スーパーでの買出しとインナー手袋探しに出かけます。
ホテルから見える凍結した滝は日中でも溶ける気配がありません。
夕刻に氷の塊が時々転げ落ちて、その落下音に脅かされます。
今日は墓地を見学しました。
やはりウィンパーの記念碑や墓類はないようです。
午後7時から夕食。
メイン料理のお代わりは遠慮しました。
夜のマッターホルン、ガスに浮かぶシルエットです。
二日目はイタリア側でガスに覆われた不順な天候でした。
しかし一時でもマッターホルンが見られましたので良しとしましょう。
二日目はリフト12、滑走距離37km、標高差 4.797mでした。
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