予報通りの快晴となり、昭島駅を6:30にマイクロバスで出発。
登山口の丹波村山・作場平まで走る。
一ノ瀬高原への道は狭く、いつも対向車が来ないことを祈りながら通過します。
作場平の駐車スペースにはすでに20台近い車がありましたが、途中で会った
登山者は20名程でしたから、釣りや沢登りの人が多いようです。
・作場平口とトイレ
8:50に作場平口を出発。
ヤブ沢峠までは急登もなく歩きやすい道が続きます。
沢にかかる木橋を何度も渡りながら少しずつ高度が上がる感じで、
森林の中、沢沿いの水音を聞きながらゆったりと登ります。
ベンチのある休憩所がまめに設置されています。
10:05にヤブ沢峠到着。
ヤブ沢峠から笠取小屋までは車も通れる林道になっています。
ブヨの大発生を心配していましたが、台風の置き土産か冷えた風が吹いていて遭遇しなくて済みました。
10:30に笠取小屋に到着し、トイレ休憩。
笠取小屋からしばらく登ると明るく開けた気持ちの良い登山道に出ます。
・雁峠分岐付近。
ここから見える丘の頂上は富士川、多摩川、荒川の分水嶺になっています。
景色も素晴らしく、よく整備された箱庭のような山麓です。
富士山や大菩薩嶺がよく見えてます。
鞍部から見上げると笠取山が迫ってきます。
広い防火帯の直登になっているためスキー場の急斜面のようです。
標高差130m位ですが、プレッシャーに負けずに最後の急登として頑張って登ります。
11:30に笠取山の西山頂に到着。
頂上付近は大きな岩が多く、古くなった山梨百名山の表示塔があります。
快晴の中で周囲の展望を楽しみながら昼食。
・雁峠、甲武信ヶ岳方面
12:00に集合写真を撮ってから本当の山頂(東山頂1953m)に向かう。
西山頂から東山頂への道は少々切り立っていて、シャクナゲの薮っぽい尾根を通ります。
12:10笠取山山頂1953m、こちらが本当のPEAKです。
東山頂から「水干」まで降ります。
12:30に水干で多摩川の源流を見学。
残念ながら今日は最初の一滴となる雫が落ちてきませんでした。
・多摩川の源頭・水干(水神社)
シラベ尾根から中島川口へ下る。
13:00途中の黒エンジュ沢にて水分補給。汲んで帰ってコーヒー用のお土産にするようです。
緩やかな整備された森林の道は、ゆったりと森林浴を楽しみながら歩けます。
長い黒エンジュ尾根を降りて14:25に中島川口に到着。
休憩用のベンチが各所にあり、よく整備された足に優しい山行でした。
マイクロバスに乗って「のめこい湯」に向かい、ローマ浴場の温泉と冷水入浴で体を癒します。
★のめこい★ 丹波山村の方言で「ツルツル、スベスベ」というほめ言葉です。
マイクロバスで丹波山村-奥多摩町-青梅-あきる野を経由して18:00昭島に帰着。
三年前の紅葉時期の笠取山です。
丹波山村の一ノ瀬高原は道路さえ良くなればいつでも気軽に訪れられるのですが。
確かに丹波山村の境界を越えていました。
丹波山村のホームページが紛らわしいですね。
http://www.tachikawaonline.jp/local/koyo/31-ichinose.htm