快晴の昭島駅を6:30に出発。
【8/9、昭島駅-中央道-七合目登山口-蓼科山-大河原峠-入浴-中央道-昭島駅】
渋滞予測の中、二週連続の中央道を順調に走行して 9:30に七合目登山口に到着。
台湾から参加のNAMA-CHANと合流。ドライマンゴーとお土産ありがとうございました。
混み合う登山口でヤベッチ体操。今日は高低差680mの100名山歩きです。
蓼科神社の一ノ鳥居-1950mを9:45に出発。
2000m越えの樹林帯で、白樺高原の涼しさに包まれます。
大勢の登山者が一列になって進み、頻繁に下山者ともすれ違います。
防火帯の様な岩ゴロゴロの登山道になると直射日光に晒されます。
背後には雲に覆われた北アルプスの稜線が望めます。
11:35に登山者で溢れる蓼科山荘-2353mに到着。
11:50に山頂に向けて出発。午後の雷予報が気になります。
ここから大岩ゴロゴロ道の核心部に入ります。
下山者をやり過しながらゆっくりと大岩群を越えます。
背後に縞枯れ現象の樹林帯が見えてきました。
縞枯れ現象(しまがれげんしょう)は、亜高山帯の針葉樹である、シラビソ、オオシラビソの優占林に限って
見られる現象。木々が立ち枯れたり、倒れたりすることにより、遠くから見ると縞状の模様が見られる。山の
自浄作用とも木々の世代交代や天然更新とも考えられ原因の特定には至っていない。大規模な縞枯れは
蓼科山や縞枯山などで見られる。wave-regenerationと呼ばれる。
樹林帯を抜けて山頂に近付くと日陰が無くなります。
12:25に蓼科山頂ヒュッテを通過。 山頂は間近です。
青空に雲が湧いてきました。暫くは雷の心配は無さそうです。
12:30に蓼科山-2531mの標識に到着。
蓼科山(たてしなやま)は八ヶ岳連峰の北端に位置する標高2,531mの火山。 円錐形の美しい山容から
諏訪富士(すわふじ)とも呼ばれる。山体は八ヶ岳中信高原国定公園に含まれる。日本百名山のひとつ。
頂上部は大きな溶岩で覆われているため、樹林が育たず360度の展望がある。また、頂上には蓼科神社の
奥社があり、登山口にあたる七合目にその鳥居が立つ。この山域では針葉樹林帯が帯状に枯れる縞枯れ
現象が見られるが、この山でも南西斜面にのみこの現象が現われている。
撮影後、方位盤の場所に移動して南側方面を展望。雲に隠れたスキー場と白樺湖。
蓼科山にはビジンサマという名のものが住んでいるという伝承がある。姿は球状で、黒い雲に包まれ、
下には赤や青の紙細工のようなびらびらしたものが下がっており、空中を飛ぶ。これが山を通る日には
人々は山仕事をやめるという。山神信仰において、山神の祭日に山仕事をやめる風習がしばしば
見られることから、このビジンサマも山神の類と解釈されている。
山頂中央部の蓼科神社・奥社に御参りし、急ぎ昼食を摂ります。
前回は雨と雷に見舞われましたが、今回は快晴のまま12:55に下山開始。
午後になりましたが、まだまだ多くの登山者が登ってきます。
道を譲り合いながら大岩ゴロゴロ道を慎重に下ります。
樹林帯まで下りると日陰になり、ほっとします。
13:30に蓼科山荘に到着。
ここで二度目の集合写真を撮影。
13:40に大河原峠に向かって下山開始。
ここで岩ゴロゴロ道から離れられ、涼やかな樹林帯になりました。
13:55に赤谷の分岐を右折して大河原峠に向かいます。
緩やかな登り道を進んで縞枯れ現象の樹林帯を通過。
14:05に佐久市最高地点-2380mを通過。ここから高低差290mを下ります。
七合目ルートに比較すると足に優しい大河原峠ルートです。
平たい岩石が多くて歩き易い道です。
途中でボッカの方とすれ違い、日々の食材を今でも運んでいるようです。
周囲はガスに覆われてきました。夕立と雷が心配されます。
草原の大河原苑池を通過。
14:50に大河原峠-2093mに出ました。
高低差680m、5時間20分、13000歩の例会山行でした。
駐車場でトイレを済ませ、15時に大河原峠を出発。
NAMA-CHANと別れ、近くのリゾートホテルで一時間弱の温泉入浴。
コンビニ立寄り後、中央道で昭島に向いましたが、大渋滞に巻き込まれました。
先週と違い、高速道を最後まで走行した結果、22時に昭島駅に帰着して解散。
大岩ゴロゴロ道と高速道渋滞に耐えた山旅、お疲れ様でした。
来週は、4年振りに登山解禁となった200名山・会津朝日岳を予定しています。
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