10時に遊林ランド種山の駐車場-650mに到着。
【7/7、種山ヶ原駐車場-物見山-種山高原-種山ヶ原駐車場-秋田県秋ノ宮温泉泊り】
三座目は高低差230mのハイキングになります。
登山準備後、駐車場-650mの車止めゲートを越えて10:05に出発。
しばらく樹林帯の舗装林道を進みます。
10:10に物見山登山道に入ります。
ほとんど踏まれていない緩やかな広い登山道を進みます。
観光客は種山高原の外周林道を車で登っているようです。
10:20に施錠された小屋-740mを通過。使われなくなった施設のようです。
とにかく真っ直ぐな登り道で、時折り横道の分岐があります。
落ち葉の草原を通過。
手入れがされなくなったお花畑のようです。
すっきりと伸びた唐松林が続きます。
あまりの静寂さに「クマがでますよ」と道の駅で言われたことを思い出します。
分岐点にある脇道もあまり踏まれておらず、売れない別荘地のようです。
見事なほど真っ直ぐで変化の無い道が続きます。
10:40にやっと開けた草原に出ました。
舗装された車道を横切って物見山山頂に向います。
モナドノックス(残丘)と呼ばれる特徴のある岩場を通過。
10:50に種山ケ原・物見山-871mに到着。
種山ヶ原(たねやまがはら)は、岩手県奥州市、気仙郡住田町、遠野市にまたがる物見山(種山)を頂点とした
標高600-870メートルに位置した高原地帯である。北上高地の南西部の東西11km、南北20kmに及ぶ
平原状の山で、物見山・大森山・立石などを総称して別名「種山高原」とも呼ばれている。
「イーハトーブの風景地 」の名称で国指定名勝に指定されている。
山頂間近には物見山レーダー・雨雪量計観測所が建っています。
ここで昼食を頂きながら宮沢賢治の「種山ヶ原の牧歌」を口ずさみます。
早池峰山方面ですが峰々は確認できません。
時間があれば周遊したいような高原地帯です。
11:05に判りにくい案内図を見ながら周回ルートを探して下山します。
今日は七夕、せっかくの草原に10分程寝転んで種山ヶ原を味わいました。
宮沢賢治がこよなく愛した高原として知られる種山ヶ原。賢治は種山ヶ原の風景や気象を題材に、
『銀河鉄道の夜』や『風の又三郎』、そして多くの詩や短歌を残した。
星座の森キャンプ施設と開墾畑でしょうか、工事重機のエンジン音が聞こえてきます。
物見山山頂を振り返りながら舗装林道を避けて進みます。
山頂から見えた東屋に到着。さらに山道を進みます。
花々が咲いている 草原の広場に出ました。
種山高原・物見山は何通りかある花の百名山に選定されています。
その先は駐車場で、しばらく舗装道路を歩いてから左の山道に入りました。
ヤブの中で何かが動き回っています。怒鳴ると静かになりました。何でしょうか。
また舗装道を横切って水辺の広場に下りて行きます。
種山ヶ原悠々マップは本当に解り難いです。
11:55に水辺の広場に出ました。
近くの立派なトイレを覗いて みました。
ここからは舗装林道を歩いて駐車場に戻ります。
目前の道路をウロウロ歩く四足動物が見えました。
風下の私に気付かないので一分程観察。尻尾から見てタヌキですね。
やがて走り去って消えました。これも宮沢賢治の世界でしょうか。
12:15に駐車場に帰着。三座目は高低差230m、2時間程のうろうろハイキングでした。
体を拭いて着替え、次の秋田県湯沢市・秋ノ宮温泉に向って134kmを走行します。
水沢市から胆沢川に沿って峠を走行し、15時に湯沢駅でトイレタイム。
真夏の暑さになり、アイスと牛乳、コーラで体を癒します。
秋ノ宮温泉への分岐で、対向車の合図に助けられてネズミ捕りをクリア。
明日の神室山登山口に立寄ったところ、西ノ又コースの吊り橋が修復されて歩けるとのこと。
幸運が二回続きました。国道に戻って17時に秋ノ宮温泉民宿に到着。
玄関から神室山方面を確認。温泉に入浴していると激しい夕立になりました。
コンビニ弁当で夕食後、二度目の温泉で体を癒します。
夜半には雨が止みましたので早立ちすれば雨を避けられそうです。
明日は今回のメインとなる四座目の神室山を周回登山できることになりました。
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