M社のツアーで立山の200名山・奥大日岳に登ってきました。
新宿駅前を貸切バスで22:30出発。アイマスクを付けて睡眠に務めます。
【9/5、昭島駅-新宿駅-関越・北陸道、9/6、立山駅-室堂-雷鳥平-奥大日岳-大日岳-大日平山荘泊】
不順な天候が続く中、快晴に恵まれた立山駅に5:00に到着。
各自に朝食を摂り、ガイドとの合流を待ちます。
ガイド合流後に立山有料道路ゲート前に移動。
ゲートを7時に通過。8:00に登山者で混み合う室堂バス停に到着。
立山黒部アルペンフェスティバル2014の開催準備で会場は大混雑です。
立山玉殿の湧水前に集合して体操。
素晴らしい快晴に恵まれて、次々と登山者や団体ツアーが通過していきます。
8:20に室堂-2450mを出発。今日は高低差850mの縦走になります。
室堂の西側に奥大日岳の稜線が見えています。
みくりが池にて湖面に映る立山・大汝山と浄土山。
秋の気配が少し見られる雷鳥沢に下ります。
雷鳥沢キャンプ場-2277mで休憩。立フェス2014のテント泊体験会場がありました。
まだまだ高山植物と雪渓が残る室堂です。
称名川に架かる浄土橋を通過。水がとても澄んでいます。
新室堂乗越へ高低差100mの緩やかな登りです。
雷鳥親子が登場。子供だけ元気に姿を見せてくれました。
新室堂乗越-2380mから奥大日岳への稜線を進みます。
背後の雷鳥沢と立山連山。澄んだ空気に映えます。
奥大日岳へ続く稜線。気持ちの良い安全な登山道です。
剣御前に隠れていた剱岳の全容が見えてきました。
稜線にはまだまだお花畑が見られます。万年残雪のお蔭でしょうか。
テーブルマウンテンの様な弥陀ヶ原と立山有料道路。
緩やかで快適な登山道を登り詰めます。
稜線の肩に出ました。山頂は小さな岩山になっています。
お花畑も続きます。
11:45に200名山・奥大日岳に到着。狭い山頂は大混雑です。
奥大日岳(おくだいにちだけ)は、富山県にある山。飛騨山脈立山連峰から派生する大日尾根にある。
標高2,611m。大日連峰の主峰。三角点は最高点から数百m西に離れた地点にあり、2606mとなっている。
最高点は登山路から外れている。多くの高山植物を見ることが出来る山である。 厳冬期は、日本海からの
季節風によって、巨大な雪庇ができる。この雪庇は、日本最大級である。 巨大登山基地の室堂平周辺であり
ながら、登山者の多くは立山や剱岳方面へ登るため、比較的登山者が少ないエリアである。日本二百名山。
360度の大展望です。西側に中大日岳-大日岳の稜線。
東側に立山連山と室堂からの縦走路。
南側に遠く槍ヶ岳-穂高岳が見えました。
北側に毛勝三山。
その横に聳える剱岳の大岩壁。
小腹を満たし、12:15に縦走路に戻ります。
分岐を右折して次の大日岳に向います。
ここから荒れたザレ場の急斜面を中大日岳鞍部まで下ります。
毎年崩落しているような沢に架けられた金属梯子を通過。
高低差200mを降下して中大日岳に登り返します。
背後になった奥大日岳を振り返ります。家族登山には奥大日岳ピストンがお薦めです。
高低差100mを登ると大岩庭園のような七福園に出ました。
14:00に中大日岳の山頂岩場に到着。
東側に見える室堂からの縦走路を撮影。
すぐに狭い岩場を降りて眼下に見えた大日小屋に向います。
14:10に大日小屋を通過。
鞍部の広場で空身になり、大日岳を往復します。
縦走路最後の登りになりました。高低差100mを緩やかに登り詰めます。
14:35に大日岳-2501mに到着。
雲が湧き始めた剱岳です。
立山連山・室堂が遠くなりました。
逆に毛勝三山が近づいてきました。
14:45に鞍部へ下山開始。
鞍部から高低差700mを下って大日平山荘に向います。
右手斜面のトラバース道を進み、徐々にジグザグ道になります。
今夜の宿、大日平山荘が見えています。
岩ゴロゴロの嫌な登山道でした。
15:50に水場に出て喉を潤します。
雨天時には下りたくない沢の様な登山道が続き、ブヨが纏わりつきます。
このルートを登ってくる登山者数名とすれ違い。登りの方が歩き易いように感じます。
かかとを痛めた男性が最後尾を遅れながら慎重に降りています。
16:40に大日平の木道に出て急降下を終了。ほっとします。
お花畑は見られません。歩き易い木道を進みます。
降りてきた大日岳稜線を振り返ります。
少しガスが流れ始めた大日平の湿原です。
17:00に大日平山荘-1760mに到着。
整理体操後、部屋に入り自販機の炭酸ジュースで一息入れました。
17:30から夕食。家庭風呂に二人ずつ入浴します。
雲が厚くなりガスが流れ出したため夕景・星空を諦めます。
最後に5分の入浴とシャワーでサッパリできました。
夜行バスの疲れから熟睡を期待しましたが、暑い布団を蹴飛ばしながらで寝苦しい夜でした。
明日は高低差800mを下って称名ノ滝を見学し、新宿に戻ります。
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