5:00に起床して朝食。
ガスが掛かっているため、のんびりと出発して晴れるのを待つことにしました。
【5/27、浜平登山口-三笠山-諏訪山-三笠山-浜平登山口-下仁田IC-昭島】
6:00に浜平登山口-688mを出発。
今日は高低差850mの登山になります。
神社の鳥居を通過して湯ノ沢に降ります。
木橋を渡って案内板を確認。
湯ノ沢沿いに整備された登山道を進みます。
五段の滝に造られた木梯子を登ります。
目印を探しながら沢を数回渡渉します。
30分程で沢から離れ、片傾斜の登山道になると足がズルズルと滑ります。
急斜面のジグザグ道を登りますが、ストック頼りの方は苦労しますね。
7:20に支稜出合-1180mに到着、左折して稜線を登ります。
7:30に湯ノ沢の頭-1226mに到着。楢原コースとの合流点です。
しばらくは緩やかな尾根道を進みますが、ガスのためか展望無し。
小ピークや岩場は巻き道になり、助かります。
ここで一組のご夫婦と遭遇。
楢原登山口を5:30にスタートしたとのことで、時間的に浜平コースとさほど変わらないようです。
8:00に避難小屋-1300mに到着。ほぼ廃屋状態でした。
ここから急登が始まります。
上空に青空が見え、三笠山手前の小岩峰が見えました。
一つ目の二段梯子です。
二つ目の二段梯子。
小岩峰-1365mに登ると石祠がありました。
小岩峰から三笠山の岩壁が見えます。
西側にはまだガスが漂っています。
少し岩場を降りてから三笠山への急登になります。
急斜面を登りつめて8:30に三笠山-1491mに到着。
山頂(下ヤツウチグラ)には三笠山刀利天王の祠が祭られています。
360度のパノラマを期待していましたが、霞んで良く見えません。
帰路での大展望に期待して通過します。
ロープの岩場を降りて鞍部を通過し、諏訪山に登り返します。
山頂手前に石祠がありました。
9:00に300名山・諏訪山-1549mに到着。
山岳信仰厚い奥多野の秘峰・諏訪山。「上ヤツウチグラ」ともいう。
山頂の北にある三笠山は「下ヤツウチグラ」と呼ばれる。
樹林帯の山頂で展望無し。
ここで昼食を摂っていると後続のご夫婦が到着し、撮影をお願いしました。
9:20に下山開始。ガスが濃くなって青空は期待外れとなりました。
岩場を登って9:40に三笠山に到着。
20分程休憩して天候回復を待ちましたが、西側の展望は完全に無くなりました。
東側も同様で何も見えません。
諦めて第三の鉄梯子を降ります。
しばらく嫌な急降下が続きます。
小岩峰を通過。三笠山もガスに包まれてしまいました。
またここから避難小屋まで急降下となります。
第二、第一の二段梯子を通過します。
10:20に避難小屋を通過してヤレヤレです。
後は緩やかな尾根道を下りますが、谷風が吹き抜けて快適でした。
ガスの中でチラホラと咲くツツジもくすんだ色合いです。
鹿に表皮を綺麗に食べられた木です。
10:50に楢原登山口分岐を通過。
湯ノ沢の頭を通って11:00に支稜出合に到着。
ここから嫌な片斜面の滑りやすい道を降ります。
スリップ対策のため小股・ガニ股で降りるため疲れました。
沢水で汗を拭いてさっぱりします。
後は緩やかな登山道を辿ります。
風情のある五段の滝を通過。
石積みの堰を通過。
廃屋を通過すると登山道は終了です。
木橋を通過して神社の鳥居に出ます。
12:00に浜平登山口の駐車場に帰着。
高低差850m、26000歩で6時間、遭遇者二名だけの静かな山旅でした。
冷たい湯ノ沢に両足を浸けながら体を洗い、着替えてサッパリします。
12:40に駐車場を出発し、長い湯ノ沢トンネルを通って下仁田ICから高速道に入り15:00に昭島帰着。
群馬の人里離れた上野村。御巣鷹山の事故で知られていますが、初めて場所が認識できました。
快晴予報で出掛けた二つの山でしたが、雹混じりの局所雨や濃いガスまでは予想できません。
これから嫌な梅雨が始まるため、個人の山行計画が難しくなります。
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