7:30に起床、8時から朝食。
深夜で見られなかったホテル周辺をチェック。
9時にトルファン観光に出発。
【10/14、ホテル-火焔山-ベゼクリク千仏洞-アスターナ古墓群-高昌故城-カレーズ-交河故城-ホテル】
トルファン郊外に出ると石油掘削中の砂漠、左手に西遊記の舞台・火焔山が見えてきます。
火焔山(かえんざん)は新疆ウイグル自治区の天山山脈付近にある丘陵。タクラマカン砂漠タリム盆地
の北部、トルファン市の東部に位置する。砂岩が侵食してできた赤い地肌には、炎を思わせる模様が
できている。平均標高は500mで比較的平らな山頂が長さ98km、幅9kmにわたって横たわっている。
途中の何箇所かが川で切断されている。この特徴的な地形は、火山活動による溶岩が、長年にわたって
ガリ侵食などで削られてできたものである。平均気温が高いことで知られ、夏の気温が摂氏50度を
超えることも頻繁で、この特徴的な地形と気候で中国での人気観光スポットの一つとなっている。
谷間のオアシスで撮影タイム。長大な滑り台が見えます。
夏には砂山に卵を埋めて、火焔山名物ゆで卵として販売するとのこと。
砂の彫刻観光地を通って、10時にベゼクリク千仏洞に到着。
ベゼクリク千仏洞は中国火焔山周辺にある、高昌の遺跡付近の楼蘭とトゥルファンの中ほどに位置
する5世紀から14世紀にまで遡る仏教石窟。火焔山の下にある峡谷の絶壁の上に位置し、現存する
洞窟は10世から13世紀頃のウイグル・カラ・コジャ王国にまで遡る。
洞内は撮影禁止です。朝一で静かな壁画見学ができました。
駐車場近くの西遊記の像。
20分程で次のアスターナ古墓群に到着。
アスターナ古墓群(こぼぐん)はカラ・ホージャ古墓群とも呼ばれ、新疆ウイグル自治区のトルファン
市にある高昌国と唐代の住民の墓地。墓室からは多くの副葬品が見つかっている 。5世紀ごろの漢語文献
も出土、研究対象とされている。トルファン市の南東36kmのところにあり、18世紀にヨーロッパ人学者
が発掘して以来、2013年現在も発掘は続いている。地下の各墓室へは斜めの参道で下り、墓室は上から
見ると「甲」の字のようになっていて、奥の両側と正面に副葬品がある。
博物館で見たミイラの発掘場所で、内部は撮影禁止。展望台に立ち寄ります。
掘ればミイラが出てくる地域で、一帯が造成・開発禁止で保護されています。
次の高昌故城に移動。涼しげな木陰道がありました。
20分程で三蔵法師も立ち寄ったとされる高昌故城に到着。
広大な高昌故城をカートに乗って周回します。
高昌は中国の南北朝時代から唐代にかけて現在の新疆ウイグル自治区・トルファン市に存在したオアシス
都市国家。トルファン市街地の東40kmの所にあり、城址遺跡「高昌故城」として残っている。面積は
200万平方km、周囲は5kmで、外城上、内城、宮城の3つの部分からなり、建築物は破損が激しく、
荒涼とした風景が広がる。
西南大佛寺跡地を徒歩見学。
13時にトルファンに戻って昼食タイム。
市内に戻り、シルクロードは辺境とのイメージは消えたようです。
14時から遅い昼食。
その後、絨毯・宝石店で買い物タイム。800円の帽子は本物に見えます。
午後は、天山山脈から流れる清水が綺麗なカレーズの記念館を見学。
カレーズ(地下水路)は山麓の扇状地などにおける地下水を水源とし、蒸発を防ぐために地下に水路を設け
たもの。山麓に掘られた最初の井戸で水を掘り当ててその地点から横穴を伸ばし、長いものは数十kmに
達する。水路の途上には地表から工事用の穴が掘られ、完成後は修理・通風に用いられる。水路が地表
に出る場所には、耕地や集落のあるオアシスが形成されている。
近くの葡萄農家でティータイム。干し葡萄等の試食で皆さん大量に購入。
バスで次の交河故城へ向かいます。
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