北海道山行三日目、朝食後の7:00にホテルを出発。
今日から函館を離れて樽前山-余市岳-狩場山に登ります。
【10/2、函館-道央自動車道-登山口-樽前山-登山口-道央自動車道-キロロリゾート泊】
三日振りに青空が見える中、 道央自動車道を走って苫小牧西ICで降ります。
141号線を進み、樽前山・七合目登山口に左折。
クマ注意表示のある林道ゲートを通過。
11:00に七合目登山口-660mに到着。
平日ながら広い駐車場に30台以上駐車しています。
準備後、11:10に登山口を出発。
今日も高低差360m、3時間のハイキングになります。
すぐにベンチのある展望台を通過、雲の多い青空と支笏湖が見えています。
多くの登山者で賑わっていて、熊鈴は不要でしょう。
外輪山取付へ向って山腹に整備された一本道の階段登りが続きます。
右手の山頂方面の青空に、パノラマ大展望を期待します。
徐々にガスが湧いてきました。
11:30に外輪山取付-950mに到着。正面に見えるドームはガスの中です。
外輪山取付分岐を右折して樽前山の頂上(東山山頂)に向います。
あっという間に東山もガスに包まれてきました。
11:40に200名山・樽前山-1023mに到着。(東山山頂)
樽前山(たるまえさん、たるまえざん)は、北海道南西部にある支笏湖の南側、苫小牧市と千歳市に
またがる活火山。標高は最高点の樽前ドームで1,041m、一等三角点(点名「樽前岳」)の東山で
1,022m、三等三角点(点名「樽前山」)の西山で994m。支笏洞爺国立公園に属し、風不死岳、
恵庭岳とともに支笏三山の一つに数えられる。
1909年(明治42年)の噴火で、山頂には溶岩ドームができた。樽前山熔岩円頂丘として、北海道指定
文化財の天然記念物に指定されている。この溶岩ドームは比較的大きい上に、山体とは異なった色(黒色)
をしているために目立ち、樽前山を特徴づけている。樽前山は南から東にかけて高山と隣接していない
ので、これらの方向からは遠くから見てもこの山が樽前山であることを容易に判別できる。
快晴の樽前ドーム写真を借用。
山頂からは、ガスの合間に七合目登山口が見えました。
ガスに覆われてほぼ展望なし。すぐに外輪山周回に出発。
登山道を塞ぐように巨石がありました。不思議な傾きです。
ガスの合間から見えた周回路。樽前ドームは最後までガスの中。
時折り支笏湖畔の裾野に日が当っています。
ガスに包まれた東山山頂を振り返って見ます。
最後まで支笏湖の全景は見られませんでした。
噴火の監視施設でしょうか。
12:05に外輪山西コースと932m峰の分岐点を右折して、姿の良い932m峰に向います。
932m峰もガスに包まれてきました。
12:20に932m峰山頂に到着。
何も無い山頂ですが、ここで昼食を摂ります。
ニセコスキーで通過する度に見えた樽前山ですが、登れて満足しました。
12:30に下山して外輪山周回コースに戻り、西山山頂に向います。
小雨混じりのガスに完全に覆われてきました。
外輪山を登り詰めていくと西山が見えてきました。
西山山頂も霧雨とガスの中です。
13:10に樽前山・西山山頂-994mに到着。
ここで三人の山ガールと遭遇。道に迷って人が来るのを待っていたそうです。
撮影をお願いすると、半袖の私を見て完全装備の山ガールが「信じられない」と笑っています。
西山山頂から直進したところ、道が無くなって引き返してきたとのこと。
地図とGPSのルート図を見せて、人の字のように少し戻って右折することを説明。
前方に進み続けて一周する様にイメージしていたようです。
少し戻った地点から右下に降りますが、ここも気付いていなかったようです。
周回コースを進んで13:30に樽前山神社奥宮に到着。
さらに進んで13:40に外輪山取付の分岐に到着。火口一周完了です。
ここから右折して登山口まで降ります。
まだまだ登ってくる登山者がいます。安近短で絶景を楽しめる大人気の山です。
山麓もガスと霧雨に包まれました。
登山口手前の展望台に到着。視界があれば何の問題もない山ですが、
思い違いや霧対策として地図や安価なGPSを山ガール三人組にお薦めして分かれました。
14:00に登山口に帰着。高低差360m、3時間程の霧雨・ガスの山旅で残念。
14:15に登山口を出発、苫小牧西IC-道央自動車道-小樽IC-赤井川を経由し、
キロロリゾート・ホテルピアノに16:30に到着。
ホテルピアノに三度目のチェックイン。
スキーシーズンと違い、アジア系の団体さんが目立ち閑散とした印象です。
日没までホテル周辺を散歩します。
明日登る余市岳方面は雲の中でした。
結婚式に使われる教会。団体さんも散歩しています。
明日の予報は晴れ、是非に快晴を期待します。
夕食後、キロロ温泉「森林の湯」に入浴。贅沢な大浴場でまったりと一時間の入浴。
周りには三人だけで、大規模リゾートのため、この季節は集客に苦労しているようです。
その後に高校生の団体さんが到着して少し賑やかになりました。
明日はヒグマが出没する300名山・余市岳に登ります。
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