琵琶湖の西にある比良山系の武奈ヶ岳と蓬莱山のツアーに参加しました。
11/11(金)21:00に東京駅を中型バスで出発。
東名高速から伊勢湾岸を通り、東名神高速の土山SAに3:30に到着して時間調整。
5:30に起床して朝食後、京都東ICで降りて武奈ヶ岳の登山口に向かいます。
6:50に坊村バス停に到着、近くの紅葉に包まれた地主神社前でストレッチ。
今日の武奈ヶ岳は琵琶湖西部に連なる比良山系の最高峰で200名山です。
滝、湿原、自然林と変化に富み、高山植物や紅葉で一年中楽しめる人気の山とのことです。
【坊村BS-御殿山-ワサビ峠-武奈ヶ岳-コヤマノ岳-金糞峠-青ガレ-大山口-イン谷口BS】
7:00に地主神社(350m)を通って出発。
奥行きのある地主神社に安全祈願して通過。
いきなりの急登ですが、つづら折りに登りやすく整備された登山道を登ります。
急斜面を登りつめて8:15に最初の小ピークP846(846m)に到着。
水分をタップリ含んだ登山道で、降り積もった落葉でズルズルと滑りました。
山塊はガスに覆われて展望はありません。
次のピーク、御殿山に向けて登っていくと青空が見え始めました。
9:10に御殿山(1097m)に到着、周囲はガスで展望なし。
御殿山から一旦下って9:15にワサビ峠に到着。
ここから西南陵を経て武奈ヶ岳に向かいます。
ガスでルート確認ができないため、小ピークを幾度か越える長い西南陵でした。
9:50に200名山の武奈ヶ岳(1214m)山頂に到着。
琵琶湖の影響からガスが湧きやすいようで、早い昼食を摂りながらガスが薄れるのを待ちました。
西南陵から次々と登山者が到着します。
少しずつ晴れ間が出てきて、暖かさと眺望のご褒美です。
コヤマノ岳の先に琵琶湖の一部が見えてきました。
東京からはるばると出かけてきましたので、嬉しいですね。
10:20にコヤマノ岳-金糞峠ルートで下山開始。
頂上直下は濡れた枯葉の下に石や岩が隠れていて滑りやすいです。
鞍部から緩やかに登り返して、樹林帯にある展望のないコヤマノ岳(1181m)を通過。
枯葉で識別しにくい登山道を、赤テープと赤ペンキ印を探しながら八雲ヶ原側に降ります。
最近人気の新コースとのことでしたが、結構多くの登山者が登ってきます。
樹林帯の中を下っていく一部急降下ありの登山道です。
沢まで下って渡渉すると、11:30に中峠ルートとの合流点に出ました。
以降は緩やかな沢沿いを歩きます。
途中にこんな木橋がありました。
金糞峠への分岐点には、快適そうなキャンプ場の広場とケルン碑がありました。
武奈ヶ岳の各所に慰霊碑が見られましたが、冬山での遭難でしょうか。
ここから少し登って11:45に金糞峠に到着。
金クソの語源は何でしょうか、糞が付く汚い地名は気になりますね。
峠からは琵琶湖が展望できました。
ここの下りルートは落石、崖崩れで迂回するよう注意書きがありました。
確かに岩がゴロゴロした急降下の道です。
12:20に青ガレに到着。この先は緩やかな沢沿いの道になります。
沢沿いには、二箇所の水場がありました。
13:00に大山口を通過。バスの待つイン谷口バス停まで歩きます。
舗装が崩れたような林道歩きとなりました。
林道脇には幾つかの駐車スペースがあります。
13:10にイン谷口バス停(253m)に到着。
約6時間、標高差800mの穏やかな暖かい山歩きでした。
13:30に中型バスに乗車。
今夜の宿はビジネスホテルのため、温泉施設に向かいます。
イン谷口周辺の見事な紅葉です。
琵琶湖畔の天然温泉比良とぴあに入浴し、モリソバで腹ごしらえ。
ビジネスホテルのチェックインまでゆったりと時間調整。
15:30に湖西線・安曇川(あどがわ)駅近くのビジネスホテルに到着。
近くの道の駅に明日の昼食や土産物を探しに出かけましたが、往復40分も歩きました。
18:00にホテルで夕食、21:00に就寝、夜行疲れから熟睡です。
先週の山行に比較すると、今日の武奈ケ岳は標高差があり縦走コースで見所一杯でした。
やはり山の良さをじっくりと味わうにはボリューム感も必要ですね。
明日は300名山の蓬莱山に登ります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます