11/13、5:00に起床、朝食弁当を半分食べて6:00にホテルを出発。
今日の蓬莱山(1174m)は、比良山系では武奈ヶ岳と並ぶ人気の300名山です。
春から夏にかけてはリンドウ、石楠花などの多くの花が咲き、秋は紅葉、
冬は雪山、スキーと四季を通じて楽しめる山ですね。
6:25に樹下(じゅげ)神社前に到着。
ストレッチ後、6:35に神社前(110m)を出発。
【木戸-天狗杉-クロトノハゲ-打見山-蓬莱山-小女郎峠-小女郎ヶ池-薬師ノ滝-中学校横】
樹下神社の左側を山に向かい、住宅地を通り抜けます。
6:40に琵琶湖の日の出を見ることができました。
湖西道路のガード下をくぐると樹林帯になり、少し迷いながら林道入口を見つけて登山口に向かいました。
7:00にゴンドラ山麓駅との分岐に到着、ここからキタダカ道になります。
キタダカ道は軍隊が歩ける程の幅があり、クロトノハゲまで続きました。
徐々に急斜面になりますが、ジグザグに作られた道のお陰で緩やかに歩けます。
尾根近くになると岩がゴツゴツしてきますが危険箇所や迷うような場所はありません。
天狗杉は見逃して通過したようです。
8:45にクロトノハゲ(970m)に到着。
岩場の上に登ると展望が広がります。
打見山の山頂に架けられた「びわ湖バレイロープウェイ」の山頂駅が見えます。
道標ではゴンドラと書かれ、ロープウェイと混同されているようです。
最後の急坂を登って9:15に打見山(1108m)の山頂下を通過。
鮮やかな赤ですが何の木でしょうか。
山頂下の天命水で湧き水をありがたく飲ませて頂きました。
リフト周辺には石仏や遊園地、ドックラン施設が整備されています。
ハンモックが吊るしてあったり、ブランコ、滑り台等の遊具が沢山ありました。
びわ湖バレイスキー場のゲレンデを登って蓬莱山山頂へ向かいます。
初級者に最適な気持ちの良いゲレンデですね。
鹿避けの高電圧ネットがありましたが、ゲレンデの草むらは鹿の糞だらけです。
昨日登った武奈ヶ岳とコヤマノ岳が見えます。
打見山の山頂駅とスキー場施設。右にトイレが有ります。
徐々にロープウェイの観光客が見え始めました。
9:45に蓬莱山(1174m)山頂に到着。
山頂からは360度の展望があり比良の山々が見渡せました。
比叡山と権現山と小女郎ヶ池方面です。
石塔とお地蔵さま。
立派な比良大神奥宮社です。
山頂の柱はピークから少し下がった所にあります。
スキー客への配慮からでしょうか。
10:00に小女郎峠に向かって下山開始。
開けた広大な稜線歩きは気持ち良くて楽しくなります。
稜線途中に雰囲気のよいお地蔵さまがありました。
蓬莱の名の通り各所に石仏やお地蔵さんが祀られています。
10:20に小女郎峠(1077m)に到着し、10:45まで昼食タイム。
希望者はその間に小女郎ヶ池に立ち寄りました。
10:25に小女郎ヶ池(1060m)に着いて蓬莱山をバックに撮影。
小女郎ヶ池にはよくある伝説が掲示されています。
すぐに峠に戻り、暖かな日差しを浴びながら朝の残り弁当で昼食。
10:45に小女郎峠を下りましたが、出だしの100mは狭くて危険な道です。
予想外の厳しい下りでした。
真新しいマウンテンバイクが放り投げてありました。
この危険な険しい下山道の途中で諦めて放棄したようです。
やがてジグザグの登山道になって歩きやすくなりました。
沢沿いの道で数回渡渉がありました。
11:45に薬師ノ滝(506m)に到着。傍の岩奥に石仏が見えます。
緩やかな下山道になり、目の良い女性が沢の対岸にアケビを発見。
男性が沢を渡って取りに行きましたので、写真を撮ろうと待ちました。
しかしその場で食べてしまい、残念ながら皮だけの撮影となりました。
やがて舗装された林道になりました。
開けた裾野になって琵琶湖が見えてきました。
木々に絡んだ蔦が美しく紅葉しています。
段々畑の土手には花がまだ咲いていました。
蓬莱山の山頂はガスに包まれてきました。
12:30に中型バスが待機していた中学校校庭脇に到着。
標高差1050m、6時間弱の山旅で、山頂の開けた稜線歩きが魅力の蓬莱山でした。
昨日の天然温泉比良とぴあに立ち寄って500円で入浴。
14:00に近くのコンビニで飲み物、食料を購入して東京駅に向かいます。
21:00帰着の見込みが渋滞続きで遅れ、23:00過ぎに東京駅で到着・解散。
皆さんは宿を手配したり、最終電車に間に合ったかどうか微妙な時間でした。
私は0:20に昭島駅に帰着し、満足した山行となりました。
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