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今日はどこへ行こうかな 

槍の穂先と播隆祭

2016年09月11日 | 登山

槍ヶ岳山荘の前には登攀準備の団体さんが群がっています。

槍の穂先を目指し、12:20に空身で出発。

 

   

梯子・鎖場で渋滞し、順番待ちでゆっくりと登ります。

 

   

基本は一方通行ですが、一ケ所だけすれ違いがあり、かなり待たされます。

   

12:55に混み合う100名山・槍ヶ岳-3180mに到着。

槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部にある標高3,180mの山。山域は中部山岳国立
公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界に
ある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定され
ている。通称「槍」。名前の如く天に槍を衝く形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッター
ホルン」とも言われる。登山者で賑わい、穂高岳などと共に多くの登山者の憧れの的となっている。
頂上付近の登り坂は急勾配な岩場であるため、危険箇所には鎖やハシゴが設置されている。槍ヶ岳の
から頂上までは、多くの区間で、西側の登り専用と東側の下り専用にルートが仕分けられている。
狭い平らな山頂からは並行した2本の長い鉄製のハシゴが設置されている。山頂の狭い北端には、祠が
設置されている。山頂からは、
北アルプス、八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山
及び白山などの日本の標高の高い山
をほとんど望むことができる絶好の展望台となっている。

   

狭い山頂に座り込んでスマホをいじる若者がいて、退いてもらいました。
ポケモンでも探しているのか危険です。順番待ち10分でやっと記念撮影。

ピラミダルな山容にふさわしく、槍ヶ岳は四方に尾根と沢を伸ばしている。尾根は東西南北に、東鎌・
西鎌・槍穂高・北鎌の四稜、沢は東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢
四沢である。梓川源流部の槍沢上部標高2,500m付近の天狗原に、天狗池があり周辺は氷河公園と呼ば
ている。周辺は圏谷(カール)地形となっている。

   

クライマーは各個に岩場を登ってきます。

下りがさらに混み合っています。13:10に下山開始。

団体さんがブレーキになって渋滞頻発。
大き目の落石があり、メンバーの体をかすめたとのこと。それを見た冷静なMIZさんが一言。
危ないなあ、ヘルメット無し、帽子無し、おまけに毛も無い」で大爆笑となったそうです。

 

付き添いのガイド?も初級レベルで、怒鳴りたくなります。

予想したよりも登山者が少なくて助かりました。8月はメチャ混みだったようです。

13:35に槍ヶ岳山荘に帰着。ヤレヤレです。

     

しばし小屋周辺で懇親会。四日間続いた好天と事故・故障者無しに感謝。

播隆祭のため16時から夕食。

厚い雲が沸いて期待できませんが、小屋周辺で夕景を鑑賞。

   

やっと行き交う登山者がまばらになりました。

   

19時から第38回、播隆祭に参加。飲み物、お酒、おつまみがサービス。

槍ヶ岳の開山者は、播隆上人(1786年-1840年)である。1828年(文政11年)7月28日 - 播隆上人
が初登頂し開山したとされる。天を突き刺すよう鋭峰の頂きに、清浄静寂な極楽浄土への道を見出した
播隆上人が頂上に祠を建立し、後に来る者のために危険な個所に鎖さえ準備した物語は、「大いなる
初期アルピニスト」の尊称を授けられてよいのだが、彼の功績を知る人は余りにも少ない。

   

播隆上人を偲ぶお話し、山岳ガイドの講話、山の唄合唱と続きます。

   

一時間程で御開き、フォトカードを記念品に頂きました。

たまたまの播隆祭に巡り合い、幸運が続きました。

布団一枚に一人で、ゆったりと21時に就寝。星空観賞は諦めます。
明日は最終日、上高地に下って日帰り温泉で汗を流します。


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