中国・武隆ハイキング

2日目は重慶からパスで高速道路を走って武隆に移動し終日ハイキングです。

・ホテル前のアーケードと朝食バイキング

　

朝の通勤ラッシュの中、市内を抜けて高速道路に乗り、２．５時間かけて武隆に移動。
市街地や途中の町中は大規模な高層住宅の建設ラッシュでした。

山間部に入ると荷物を担いだ村人が高速道路の側帯をスタスタ歩いています。
一般道路の整備が遅れているため合理的な活用ですが・・・

・武隆の観光地入り口

世界遺産「天坑三橋風景区」は長年に渡る大自然の地殼隆起により形成された大峡谷です。

　

入り口から階段を下り途中からエレベータで一気に峡谷に下降します。
山頂から300m近くの落差があり、大空洞から望む遊歩道は壮大な奇観です。

・天龍橋大空洞と大峡谷の遊歩道を望む

　

宿屋跡地は映画のロケに使用されたそうです。

　

よく整備された道を下ってさらに青龍橋、黒龍橋の大空洞を歩きます。
空からは滝の水が霧のように降ってきてキラキラと輝きます。

　

有料の駕籠屋さんが大勢いて三橋区を往復しています。
料金均一で体重は関係ないそうですが、子供が多く乗っていました。

　

後を歩く若い中国女性二人組が2時間しゃべりっぱなしでした。
甲高く喧嘩しているような大声で、少しは黙って観光しろと言いたくなります。

田舎料理で昼食後には龍水峡の「地縫風景区ハイキング 」です。

テーブルには薄いビニールシートが掛けられていて
隣のテーブルでは客がペッペッと吐き出した小骨や食事屑でゴミの山になっていました。

　

ここでも地割れのような狭くて深い峡谷にトンネル階段とエレベータで降下します。

奥には未整備の大空洞があり、滝はエンゼルフォールのような水滴になって落ちてきます。

　

峡谷の遊歩道はコンクリートで完璧に整備されており、世界遺産では許されるのかな・・・

　　　　　

快晴の中、涼風と滝の雫で2kmの終始涼しいハイキングになりました。

仙女山や芙蓉洞など他の景観区は残念ながら対象外です。

重慶に戻り、政府の会議が行われる「人民大禮堂」近くのレストランで夕食です。

　

重慶名物・火鍋料理

　

四川風シャブシャブ料理で真ん中は激辛スープです。
ガイドさんは日本人には合わないと言ってますが結構漬けて食べました。
具は色々で最後はうどんのような太麺で仕上げです。

ホテルに帰り、スーパーでヨーグルトとアイスキャンデーを買って食べると
寝る頃には辛味が消えていました。