ごきげんよう
なんとか8月に滑り込みました
「夏におすすめ作品」その2!
前回の記事は「『光が死んだ夏』(モクモクれん):夏におすすめ作品1」になります
興味がありましたら、合わせてご覧いただけると嬉しいです
今回おすすめする作品は、ホラー小説です
『営繕かるかや怪異譚』(小野不由美)
家の怪異に悩まされる人たちが臭い物には蓋をする…が如く家の修理を頼んだところ、霊が見える営繕屋の青年・尾端を紹介される。
尾端は霊を祓うわけではなく、家族との大切な思い出のある家に何かしらの理由によって留まっている霊と共存できるように改築を施す。
十二国記シリーズや数多のホラー作品で有名な小野不由美先生の連作短編ホラー小説です
霊とバトルをして払うのではなく、大切な家と共存できるよう手を加える、という発想にホラーだけど心温まりました
でも、解決するまではちょっぴり怖いですが。
小説は現在3巻まで発売されています
『青の祓魔師』で有名な加藤和恵先生がコミカライズされている漫画版もあるみたいです。
小野不由美先生は母が十二国記ファンだったことで私も大好きになりました
近年は『屍鬼』、『黒祠の島』などのホラー作品も少しずつ読み進めています
推したい作家さんの1人なので、今後も紹介させていただきます
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