なすひ″

浮世絵、西洋画とか富士山好きの気まぐれ主婦日記

スタジオジブリレイアウト展

2016-11-24 14:45:09 | 芸術
昨日、スタジオジブリレイアウト展に 娘達と行ってきた
自動ドアには まっくろくろすけが…

入り口横には フォトフレームが 並んでいた
これは 全部販売していた
16000円くらいだったかな

祝日だけあって チケット売場は 行列していた
中に入ると 早速行列
美術館は いつも平日に来るから こんなに混んでいる美術館は 初めてだ
風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、となりのトトロ、もののけ姫…etc
色んな作品のレイアウトが 展示されているため かなり多くの展示がされていた

昔の作品、ハイジや未来少年コナンもあった

一番感動したのは 千と千尋の神隠し
天井の方まで展示されていて 部屋全体が凝った作りに…
写真が撮れないのが残念

帰りに売店を見たら 以前、三鷹のジブリ美術館のお土産として長女が買ってきてくれたクッキーが置いてあった
ジブリファンなら なかなか興味深いものも 売っていたと思う

人混みというのが ちょっとストレスだったが 充実した1日だった

ランス美術館展に行ってきた

2016-10-07 17:05:04 | 芸術
東京が メダリスト凱旋パレードで大騒ぎになっている今日、私はランス美術館展に行ってきた

フランスの古都ランスにある美術館で シャンパンで有名な所らしい

前売り券と一緒に入っていたコースターを 受付で見せたら あと3枚コースターをもらえた
先着500名と書いてあったから もうないかも…と思ったが もらえてよかった


第1章 国王たちの時代 ロココ バロック
第2章 近代の幕開けを告げる中から
ロマン主義 バビルソン派
第3章 モデルニテをめぐって
印象派 ポスト印象派 ナビ派
第4章 フジタ、ランスの特別コレクション

マールテン・ブーテマ・デ・ストンメ(レモンのある静物)
写真のような絵で すごく綺麗だった

マラーの死(ジャック=ルイ・ダヴィット)
ネットで見たことがあったが 実物は思ったより 大きかった
暗殺に使われたナイフも 下に描かれてることを 初めて知った

ルイ・ポメリー夫人(エドゥアール・デュビュッフ)

カーディフの停泊地(アルフレッド・シスレー)

オペラ座通り、テアトル・フランセ広場(カミーユ・ピサロ)
この絵も 大きかった 近づいて見たけど 印象派の絵は 少し遠くから見た方が綺麗だ

バラと彫像(ポール・ゴーギャン)

この他、ドラクロワ、ミレー、ジェリコー、ドニ、コローなどの作品が展示されていた

レオナール フジタのコレクションは 平和の聖母礼拝堂の壁画の原画が主に展示されていた
レオナール フジタは ピカソとも交流があったらしい


久々に 好きな絵画を見ることができて 癒された1日だった

東西の絶景

2016-04-12 16:02:18 | 芸術
静岡県立美術館開館30周年記念展
東西の絶景を見に行ってきた

当然 写真撮影禁止なので 美術館に置いてあった作品説明の紙を 撮してみた
狩野探幽(かのうたんゆう)『富士山図』


伊藤若沖(いとうじゃくちゅう)『樹花鳥獣図屏風』薄い墨で1cm四方のマス目を作り それを1つ1つ塗り潰すといった方法で 描かれているため、近くで見ると マス目が見える
1つのマスが 1色だけではないから かなり面倒くさい方法で描いていると思った
この方法の絵は 他にはないから 特徴的で印象に残った

原在中(はらざいちゅう)『富士三保松原図』色使いも綺麗で 私は好きな絵だ

横山大観・下村観山『日・月蓬莱山図(じつ・げつほうらいさんず)』上が日の出、下村観山の絵
下が月の出、横山大観の絵
私は 下の絵の方が好き

川村清雄(かわむらきよお)『巨岩海浜図』

佐伯祐三『ラ・クロッシュ絵の中の文字が 印象的

ポール・ゴーギャン『家畜番の少女』

ポール・シニャック『サン=トロぺ、グリモーの古城』

クロード・モネ『ルーアンのセーヌ川』有名な絵、水面の描き方は 素晴らしい

白髪一雄『屋島』作者は キャンバスを床に置いて天井から垂らしたロープにつかまって 足で描いたらしい
私は 印象派の絵画が好きなので こういった抽象画には あまり興味がわかない

この他にも 1度見てみたかった 石田徹也の『飛べなくなった人』や『燃料補給のような食事』も展示されていた
思っていたより サイズが大きくて 本物を見る事ができてよかった

徳川慶喜の『風景』も展示されていた
徳川慶喜が写真撮影や 油絵を描いていたとは知らなかったので 驚いた
しかも油絵は かなり上手だった


帰りに 駐車場の桜をパチリ
もう散り始め
富士山が見えれば 撮りたかったけど あいにくの曇り空
残念

ウィーン美術史美術館展

2016-01-26 16:32:13 | 芸術

ウィーン美術史美術館展に行ってきた

15世紀末から18世紀中頃までの風景画で
オーストラリア ハプスプルグ家のコレクション他、パティニール、ファルケンボルフ、ティツィアーノ、カナレットなどの巨匠をはじめとした名作 約70点が展示されている

第一章 風景画の誕生
第一節 聖書および神話を主題とした作品に現れる風景

ヒエロニムス・ボスの模倣者《楽園図》

何か不思議な絵


ティツィアーノ・ヴェッチェッリオ《タンバリンを演奏する子ども》

この絵は 見た事あった


第二節 1年12か月の月暦画中に現れる風景



暦になっていて それぞれの月の農作業等が絵になっていた
天空には 星座が描かれていて 面白い
拡大すると こんな感じ

双子座


射手座


射手座が 一番かっこよかったかな

第三節 牧歌を主題とした作品中に現れる風景
ジョヴァンニ・フランチェスコ・グリマルディ《羊飼いのいる風景》

第二章 風景画の展開
第一節 自立的な風景
ハーマン・サフトレーフェン《船着き場のあるライン川の風景》

第二節 都市景観としての風景画
ヴァンヴィテッリ《ローマのティベリーナ島》


フランチェスコ・グアルディ周辺の画家《ヴェネチアのサン・マルコ広場》


私は この第二節の風景画が 一番好きな絵だ
人物も風景も 細部まで 描かれていて まるで写真のようだった

最近、仕事が忙しくて 心のゆとりもなかったが 久しぶりに 絵を見て 癒された

帰りに 駐車場から富士山をパチリ

ここのところの寒さで やっと雪の積もった富士山らしい富士山になってた

県立美術館 「写真家の眼 版画家の眼」

2015-11-15 17:19:28 | 芸術
次女が フランス語検定を受けると言うので 送り迎えのついでに 美術館に行ってきた
普段なら 日曜に美術館に行く事ははないため 駐車場の混み具合が予想できず 停められるか心配だったが 何とか停める事ができた

駐車場から 美術館までの道で少し紅葉




写真家の眼 版画家の眼~6つのアンソロジー

「 同じ風景を見ても、あるいは同じ物語を読んでも、その印象や感想は人によって異なります。感動のポイントも人それぞれです。作家についても同じことが言えます。すなわち、素材は同じでも、写真家が心魅かれシャッターを押すワンショット、画家や版画家の記憶に残り画面に描き出す光景も、千差万別です。この展覧会は、「場」「美術」を巡る6つのキーワード(ドイツ、神話風景、パリ、オリエンタリズム、ローマ、江戸・東海道)をテーマに、展示室を構成します。いわば、展示室ごとに変わる、6つの短編小説を編んだような展覧会(6つのアンソロジー)です。ご紹介するのは、写真と版画の連作を中心とする、時代も国も多様な約20人の作家です。この中には、当館初公開となる写真作品もあります。作家の目と心に刻まれた場面や情景をたどりながら、時空をめぐる6つの旅に、ともに出かけてみませんか」
美術館HPより


私の目当ては もちろん東海道。

歌川広重の東海道の浮世絵が 多数展示されていた
やはり本物は いいですね

その他の展示物は それほど興味なかったけれど ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの作品は 細かくて感動
HPより
この写真では 細かさは わからないが実物は 細部まで描かれていて すごかった

行きは曇っていたが 帰りには晴れて 駐車場から 富士山が綺麗に見えた
今日は 暖かかったせいか 冠雪は てっぺんだけのようだ