霜花の姫ロスの私の目に飛び込んで来たのが、ヤン・ズーさん主演のこちら
宮廷の皇貴妃の順治帝の子で、宮廷の諍い女の雍正帝の父である清朝第4代皇帝・康煕帝
名君と呼ばれた康煕帝が若い頃が舞台
皇貴妃の宮廷も、反清復明のスローガンを掲げる反政府組織が出ていたが、4代皇帝の頃にもまだ続いていたのは、少し驚き
漢民族としては、女真族の統治は受け入れられないってことか
ただ、辮髪の風習などの一部を除いては、基本的に漢民族の仕組みや文化を尊重して踏襲していたと聞くので、平和ならいいのでは?と島国の者としては思ってしまう
さて、肝心のドラマの内容
明朝の公主と清朝の皇帝という、決して簡単には結ばれない宿命を持つ二人の設定はいい
ただ、康煕帝に威厳が感じられないのもさることながら、ヤン・ズーさんが演じる易歓が終始、頭の中がお花畑的で、なんか入り込めず
霜花の姫の序盤は同じ感じだったが、終盤にかけてシリアスな感じに変貌を遂げていったのに比べると、大分物足りない
慈煊とすり替わった設定ほか、色々と未回収の伏線はどこへやら
そして、あのバッドエンドは何?
打ち切りされたのでは?とのネットの声も目にするが、まさにそんな感じ
終わりよければ全て良しと言うが、その逆だった
★★★星3つで
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