今週末は大学時代の友達Kの結婚式で東京に行ってきました。
その友だちKの旦那も友だち。
彼らが付き合いだしたのは10年前。ポケベル・ロンバケ・アムロ・たまごっち・・・そしてチョべりバそんな時代でした。
初々しい二人の当時の姿と全く変わらない(旦那は膨らんだけど)
初々しい二人がそこにいました。
ずっと見てきたこの二人が結婚することはほんとに感慨深いものでした。
大学時代みんなそれぞれ彼氏彼女がいて公認だったけど、
10年経っても同じパートナーでいるのはこの二人とS子とのりのりの夫婦だけ。
そんな唯一の相手を見つけ唯一の愛を形にした二人の姿は私にとってもすごくすごくうれしかったです。
でも、今回の結婚式は多少複雑な気持ちもありました。
私が7年付き合っていた彼と今回結婚した二人が同じジャズサークルにおり、私が大学時代いつもいたそのサークルの仲間達が集まってくるということ。
社会人になってもその関係は続いてたし、きっと今もみんなよく集まる仲間だろう。でも、私は、彼と別れたことで会えなくなった仲間たちだったので会うのはどんなもんかとドキドキしてたりもしたけど、私を見つけ「ひさしぶり~」「げんき?」と声をかけてくれたことにびっくりしてうれしかったりもしました。みんな気を使って?彼の話題は一切しなかったけど・・
もちろん、その彼は来ないから私は出席したわけなんだけど
その、仲間たちの顔を見た瞬間から、
いつもいたその空間の、音、におい、空気、感覚、声、色・・・・などが一瞬で戻ってきました
私はあの中にいて、そして大学時代のほとんどをそこで過ごした。
ジャズなんて全く興味もない私が、そこに普通にいたこと。
暑い日も寒い日も廃墟のような部室でその音を聞いてたこと。
彼らと一緒にいろいろ回り、多くの時間を一緒に過ごしたこと。
そのときは、それが普通でいつものことで、時間が過ぎれば同じ状態でいることはないってわかってるけど、そのときは、それが毎日だった。
でも、時間は過ぎてた。
知らない間に時間が過ぎてた。
忘れてたその感覚を思い出したことで
こんなにも昔のことになってたんだと、改めて感じました。
10年ひと昔。
きっと今、この瞬間もいつか昔になって「そういえばそんな時代もあったんだ」と思い返す10年後があるんだな。
10年後に感じる「今の時代」は自分にとってどんな時代だろう。
いい時代だったといえるといいな。
とりあえず結婚式2次会で他人が当てたビリーズブートキャンプ(写真)。
きっとこれもいい時代だ。当てたかった。。。