たんぽぽ日和

吠えます。
噛みます。
そんな遠吠え日記。

平成の米騒動

2014年03月12日 19時59分01秒 | 奇想天外な家族のなかで
それはこの一言から始まった

そろそろお米が終わりそうなとき母に聞いてみた

「お母さんお米が安いところ知ってそうだけどどこかしらない?」

そしたら

「タウンページある?」
と聞くのでタウンページだしたら
何かさがしだした


タウンページ検索なら私もできると思ったけど
何か知ってるのかもしれないから
みてたら

色々電話しだして
どこかで底値を見つけ出した


そしたら店の人が店にいなくなるから携帯を教えてくれたみたいで母は番号をめもりだした

そしてじゃあ今日今から行こうと言うことになり私はそのメモをカバンにいれたけどお母さんが
「今いくと電話するからメモどこ?」というのでカバンからメモをだして
娘を外出させる準備してたら

母が「あら~つながらないわ。」と・・

「でもとにかく行きましょう」というので
そのまま出発した。

車の中で母はまたお店の人が教えてくれた携帯に電話するが
「あら~おかしいわ。節電ですって」

と・・

節電??

なんのことだ?

よくわからないから
「節電?どういうこと?」
と聞くと

「切断??」
と・・

とにかくつながらないんだろうなということはわかったので
節電と切断については何度も聞いてもよくわからなかったからそのまま目的地に向かった。

どうやらそのお店はお米を直接売ってるライスセンターで
仮に「山田ライスセンター」とすると

母は「山田ライスセンター(仮)ってナビででる?」というので
探したらあった。

そして、目的地近くになったら
ちょっと違う場所に違うライスセンターがみえた

そしたら母が
「あら?あそこにもライスセンターがあそこでいいじゃない?」と・・・

だってさ。。せっかく調べて底値だったんだから頑張って山田ライスセンター(仮)探そうよ。

というと。
そう?


と・・

そしたら目と鼻の先に山田ライスセンター(仮)があった。
そして到着すると

人がいない。

そう言ってた
だから携帯教えてくれたんだ

そしてまた携帯にかけてもまだつながらないらしい。。
私が「番号教えて」といって
私の携帯でかけようとしたら

@@@ー****ー###

一つ足りない

そう。数字が一つたりない・・・

そりゃ・・節電されて切断なわけだ・・

私は「メモは?」と聞くと

母「あ!いるの?おいてきた」

と・・・・
お~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!

まさか!!もう!!

イライラしてしまった・・

そしたら母が「あ!ほらあの目の前のライスセンターでいいじゃない?」と言って
104で目の前のライスセンターの電話番号聞いて

「今目の前にいるんですけど?そうお米おいくらですか?」

と。。

そして値段聞いて
「あ。ちょっと話してまた電話します」と

どうやら山田ライスセンターより高かったらしい。

「だめ。やめよ」


もういいよそこで。と思ったけど
母が

「ちょっとまってて」と。

電話しまくってた。
どうやら、1つ足りない番号の最後に1~9まで足して片っ端から電話してたみたい
しかし、ほとんど出ず
でた人には
「すみません、山田さんですか?ライスの?」と聞く

かかってきた人はほんとに迷惑だろうと思って。
もういいよ。でなおそうよ

というと
もうやけになってるのか
「ちょっと待ってて」と

近くのおうちに聴きにいった。

するとすぐ近くにおうちがあるとかで
その場所説明してもらったらしんだけど

車に帰ってきて私に
「ほら。あそこのとこよ」


うちが何軒もある場所を漠然とさして言い出した。



きっとまた適当に聞いてきたな

と思って行ってみたけど
やはりどこにも
「山田邸」はなく

また先ほどのご近所のおばさんに聴きに行った。

すると
母の携帯に先ほどの
1~9を足してかけた携帯の相手から電話が折り返してくれてきた。

すると母は


「え~すみません!山田さんじゃないですよね?ライスの?」
と。

ほんと1~9の人ご迷惑おかけしてすみません。

ライスのって・・・


そして山田邸も聞いたら全然違う場所・・・

は~~

もういやになってきた・

そして、その場所にいったら山田邸はあり
お店の人に連絡とってくれることになった。

やっとお米にたどり着けそうだ。

また山田ライスセンターに戻るとしばらくしてお店の人が帰ってきてくれて

無事にお米をゲットできた。

お米はありがたかったけど
ほんとにてんてこまいのお米騒動だった。

ちなみにお米の人の携帯番号は
最後に1~9を足すのではなく
真ん中の数字が足りなかったらしい

ほんと1~9の人・・・
申し訳ない。

「山田さん?ライスの?」
って人生で聞かれる日がくるとは思わなかっただろう・・

娘がずっとおりこうに寝ててよかった。
どたばた珍道中ふたたび。






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