私が勤めている老人ホームでは、ノロウイルスが治まりません。
職員も約半数の十数名と、お年寄は半分の25名が感染した感じです。
今日、感染対策委員会を開き、私も参加しました。
4~5年前に発症した時は、職員が数名とお年寄りが4~5名程度で、約1週間で、
終息したのですが、今回は2週間以上経過した昨日、新たに1名が出ました。
前回の時は、次亜塩素酸ナトリウムを薄めた消毒薬で、手すりやトイレなどを消毒して
何とか収まりました。 感染した人を隔離もしました。
今回も感染者を隔離し、3食を食べた後の食器の消毒、排泄物の消毒とトイレの消毒と共用部分の消毒、
居室から出来るだけお年寄りを外に出ないようにして、居室にポータブルトイレを設置し、
排泄物を直ぐに処理するなどの出来る限りの対策をとりました。
今回2週間以上の期間が過ぎても、新たな感染者が、
昨日出たことは何かの原因があると、私は考えました。
次亜塩素水(当施設での呼び名は次亜水)をペットボトルに入れ、スプレー器具を付けてあちこちで
噴霧しています。
廊下の手すり、ドアの取っ手、食器の載っているおぼん、職員の手指、職員の体・前面の服など。
風圧でノロウイルスの菌が拡散して、空中を舞ってしまうのではないでしょうか。
次亜塩素水とは、体に害も無い消毒水らしいのですが、キッチンハイターなどを薄めた次亜塩素ナトリウムとは
まったく違うものと思います。 殆ど臭いも無く、ヌメリのまったくありません。
加湿器に入れても大丈夫なので、ディルームや共用ホールで加湿しています。
果たしてこのような簡素な消毒液で、ノロウイルスを死滅できるのでしょうか?
私の勤める老人ホームの事務員の方々が、廊下や談話室などの共用箇所をスプレーして消毒して
くれていますが、かえってウイルス菌を拡散しているのではと思い、私は提案しました。
「次亜水スプレーは、菌を拡散します。」
事務所の次長は、興奮気味で、「次亜水は、ハイターの希釈液よりもウイルスに強いんだ!」と言い、パソコンの
ネット画面を開いています。
私も次亜塩素水のことを調べましたが、ピンからキリまであるようです。
次亜塩素水濃度もそうですが、各メーカーで言い分は、まちまちです。
やはり、昔から言われていた様に次亜塩素酸ナトリウム液の希釈水が有効と考えます。
厨房の管理栄養士は、水1リットルに対し次亜塩素酸ナトリウムを100cc入れて、10%希釈水を
使用しているそうです。
ここまで濃くしなくてもいいんじゃない。
500mlのペットボトルにキャップ2杯のハイター液か、ブリーチ液(10ml)を入れて、水道水を500cc入れる。
これで0.1%の希釈水が出来て、ノロウイルスの嘔吐物や下痢便の消毒に有効だと厚生省は提言しています。
私的には、余裕を持って500mlに対してキャップ3杯(15ml)で0.15%溶液があれば余裕ですよね。
果たして、パーセントの計算があっているかどうか不安です。
ノロウイルスは、初期行動を誤れば、どんどん拡散しますよ。
疑ったら、面倒でも初期対策が大切です。 膨大な手間とお金と熱烈な会議が待っています。
byシガナイ介護士
職員も約半数の十数名と、お年寄は半分の25名が感染した感じです。
今日、感染対策委員会を開き、私も参加しました。
4~5年前に発症した時は、職員が数名とお年寄りが4~5名程度で、約1週間で、
終息したのですが、今回は2週間以上経過した昨日、新たに1名が出ました。
前回の時は、次亜塩素酸ナトリウムを薄めた消毒薬で、手すりやトイレなどを消毒して
何とか収まりました。 感染した人を隔離もしました。
今回も感染者を隔離し、3食を食べた後の食器の消毒、排泄物の消毒とトイレの消毒と共用部分の消毒、
居室から出来るだけお年寄りを外に出ないようにして、居室にポータブルトイレを設置し、
排泄物を直ぐに処理するなどの出来る限りの対策をとりました。
今回2週間以上の期間が過ぎても、新たな感染者が、
昨日出たことは何かの原因があると、私は考えました。
次亜塩素水(当施設での呼び名は次亜水)をペットボトルに入れ、スプレー器具を付けてあちこちで
噴霧しています。
廊下の手すり、ドアの取っ手、食器の載っているおぼん、職員の手指、職員の体・前面の服など。
風圧でノロウイルスの菌が拡散して、空中を舞ってしまうのではないでしょうか。
次亜塩素水とは、体に害も無い消毒水らしいのですが、キッチンハイターなどを薄めた次亜塩素ナトリウムとは
まったく違うものと思います。 殆ど臭いも無く、ヌメリのまったくありません。
加湿器に入れても大丈夫なので、ディルームや共用ホールで加湿しています。
果たしてこのような簡素な消毒液で、ノロウイルスを死滅できるのでしょうか?
私の勤める老人ホームの事務員の方々が、廊下や談話室などの共用箇所をスプレーして消毒して
くれていますが、かえってウイルス菌を拡散しているのではと思い、私は提案しました。
「次亜水スプレーは、菌を拡散します。」
事務所の次長は、興奮気味で、「次亜水は、ハイターの希釈液よりもウイルスに強いんだ!」と言い、パソコンの
ネット画面を開いています。
私も次亜塩素水のことを調べましたが、ピンからキリまであるようです。
次亜塩素水濃度もそうですが、各メーカーで言い分は、まちまちです。
やはり、昔から言われていた様に次亜塩素酸ナトリウム液の希釈水が有効と考えます。
厨房の管理栄養士は、水1リットルに対し次亜塩素酸ナトリウムを100cc入れて、10%希釈水を
使用しているそうです。
ここまで濃くしなくてもいいんじゃない。
500mlのペットボトルにキャップ2杯のハイター液か、ブリーチ液(10ml)を入れて、水道水を500cc入れる。
これで0.1%の希釈水が出来て、ノロウイルスの嘔吐物や下痢便の消毒に有効だと厚生省は提言しています。
私的には、余裕を持って500mlに対してキャップ3杯(15ml)で0.15%溶液があれば余裕ですよね。
果たして、パーセントの計算があっているかどうか不安です。
ノロウイルスは、初期行動を誤れば、どんどん拡散しますよ。
疑ったら、面倒でも初期対策が大切です。 膨大な手間とお金と熱烈な会議が待っています。
byシガナイ介護士
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