備忘録

忘れないための頭の中のメモ帳

最澄の問題点

2024-02-18 00:00:00 | 
  • 生前、お経に対する理解は、いわゆる学者的な理解までしかいかなかったのだと思います。学者的に、漢文で書かれたお経を読むところまではいきましたが、悟りの本質をつかむところまではいかなかったわけです。

 

  • おそらく、「作法を学ぶ」「お経を読む」といった、六次元程度の悟りまでが限度だったのでしょう。そして、人生の最後には、慢心と不遇観が残ったわけです。

 

  • 「人間は、生まれつき❝仏様❞である。『生まれつき悟っている者』が悟りを開くだけだから、それは当たり前のことだ」という思想(天台本覚思想)だったため、修行論の部分が飛んで行ったわけです。これが、彼(最澄)の一乗思想です。

 

『不成仏の原理 霊界の最澄に訊く』p191~


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