蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

辛夷は咲いていた

2024-02-25 17:47:35 | 徒然

本日墓参。

親父の命日と同居人の眼科通院がバッティングしたので当日の墓参は無理と判断し、本日谷中の菩提寺へ墓参しくました。
本当は天気の良い昨日の方が良かったのだけど、敬愛する丸山先生のサロンを生で聞きたかったので、冷たい雨が降りしきる中、車を出しました。
浅草経由であったにしては、国際通りも言問い通りも空いていました。
合羽橋経由にしようと思ったけれど、ガイジン観光客を引き連れたバスでごった返している可能性を予測して、国際通りから言問い通りに向かったというわけです。
ふむ、旧東映の前の人出はすさましい。
これだとハチ(愚弟)は外へ出られないだろう。
言問い通りの車影はバスだけだった。
いつもの花屋さんで同居人に花を買ってきてもらいました。
そして寺へ一直線。
お、参道に赤い四つ輪の外車が。
若住職が出てきて誘導してくれました。
そして自動販売機で線香を買い求め、着火マシンに100円投入。
え・・・2分待てって・・・
気の短い江戸っ子向きではない。
なので途中で引き抜いてターボライターで着火しました。
辛夷の花が雨に濡れています。
伊豆山の辛夷の木の下に遺言通りに分骨した親父を思い出しました。
そういえば昨夜の夢に親父が現れました。
懐かしくなって声を掛けようとしましたが、親父は怒っているみたいでした。
そりゃそうだ。
遺した金は一文も残さず使い切られ、その上ハチが引き継いだ店も人に貸してしまったのですから、怒るのはごもっとも。
だけど、遺言をしっかり遺さなかった親父も悪い。
まぁ突然死だったから、遺言を言い残す時間的余裕は無かったんだろう。
1度、ビデオカメラを持ってこいと言われて担いでいったら、『遺言を残す』と言われてカメラを構えた蟷螂に苦笑いして、『やっぱりよしておこう』と言いました。
あのとき、『なんて言い残すのか』と聞いておけばよかったのに。
その点ハチの方が一枚上手だった。
施設に行って『金が残っていない』と愚母に話すと、『ハチは何に使ったんだろう』ととぼけているのか事実なのか?
今日の寺は1組樹木葬の客がいて、相談していました。
菩提寺の敷地は相当広いから、先鋭的な若住職がそのうち一郭にマンション墓地を立てる可能性大です。
そして帰路につきましたが、雨が小降りになったせいか、道はやや込みっぽかった。
田原町の事務所には、競馬の日なのでパーキングの枠が空いてないことを考えてパス。
次の事務所行は彼岸になるでしょう。
27日のフグは例年通りです。
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