8月15日は言わずと知れた終戦の日。
先の大戦(京都では応仁の乱が先の大戦)では300万人以上の日本人が戦場や職域などで亡くなっています。
今日、ニュースで未だに30万柱の遺骨が戦地から帰国を果たせていないということに驚きました。
南海の海底では外国人ダイバーが遺骨を持ち帰り、頭蓋骨を花器にしているとか。
バチ当たり以前の、モラルの問題だと思います。
また、海底の遺骨収拾に積極的な民間人の高齢化にも度肝を抜かれました。
80歳オーバーが多いのです。
こうなると直ぐに遺骨収拾は行き詰まってしまいます。
赤紙一枚で戦場に送り出され、訳もわからないまま弾除けに使われた兵卒のことを思うと、毎年この時期には黙っていられなくなるのです。
8月15日
故国より千里離れた南海に
帰心矢と待つ兵卒噎ぶ
(蟷螂)